足の指のしびれ、症状と原因について

しびれは、麻痺の一種で、かゆい・ムズムズ・ビリビリ・ヒリヒリ・ジンジンなどと表現され、異常な感覚が続く症状をいいます。神経には手や足に運動を伝える運動神経がありますが、その神経より感覚神経の方が圧迫に弱く、手や足のしびれとしてあらわれます。しびれには、正座などによっておこる一時的しびれ〜脳の病気・脊髄の病気などの重病から起こるものまで様々です。ここでは、足の指のしびれについて、考えられる症状と原因についてご紹介します。

足の指のしびれは、いくつかの病気によっておこるものと考えられています。特に足の指に起こりやすいモートン病・糖尿病・妊娠など、足の指にしびれがでる病気が考えられます。また、足の親指に起こるしびれがあり、足の親指が靴を履かなくてもビリビリと感じ痛む症状です。これは、外反母趾で高いハイヒールなどが原因とされています。ヒドイ症状になりますと、親指の半分以上の感覚がなくなる症状にまで発展します。慣れない靴での外出を控えるなど、指先のしびれから痛みに繋がる事をさける必要があります。

その他のしびれ

その他、足の指のしびれ以外のしびれについて、ご紹介。舌のしびれで考えられる病気としては、舌痛症です。この病気は、舌の溝部分が不潔になりやすい為に、炎症を起こし舌にしびれやちょっとした痛みが起こる病気です。炎症がひどいと、味覚障害となる場合もあります。軟らかい歯ブラシで軽く掃除すると、次第にしびれもなくなっていきます。

次に腕や手のしびれとして考えられる病気として、変形性関節症・胸郭出口症候群・椎間板ヘルニアなどの病気が考えられます。腕や手の神経は、首から出て肩の辺りを通って腕や手の先まで伸びています。その神経が圧迫されるとしびれを起こします。変形性関節症・胸郭出口症候群・椎間板ヘルニアなどの原因によって、腕や手のしびれを起こしています。

最後に足のしびれです。足のしびれは、腰椎の病気からくるものが多いと考えられています。の神経は腰を通って脳に通じています。足に異常がなくても、足のしびれや痛みがある場合に考えられる病気として、坐骨神経痛があげられます。そして、坐骨神経痛の原因として腰椎椎間板ヘルニア・腰部脊柱管狭窄症などがあります。しびれ自体は病気ではなく、様々な病気の症状の１つにすぎません。たかがしびれだと侮ってはいけません、手足などのしびれが隠れている病気の追及につながります。

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