椅子と姿勢について

机に向かう時の姿勢ってとても大切ですが、椅子の選択一つで姿勢が良くもなり、悪くもなる事はご存知ですか？

最近では子供でもパソコンを利用するようになり、パソコンも含めた「デスクに同じ姿勢で座り続ける」時間は日本全国で毎年どんどん長くなっています。座る時間が長くなればなるほど、体に負担がかからない椅子を選ぶ事も大切ですね。

　まず、椅子は背もたれのついた椅子がお勧めです。背もたれのついていない椅子に座って作業をしていると、腰に負担がかかって腰痛の原因にもなります。立っている時よりも、背もたれのない椅子に座った場合のほうが腰にかかる圧力は大きいというから驚いてしまいます。でも少し納得・・ですよね。

　また、子供が椅子に座って勉強をする際には、姿勢を正しくして座るように注意を促してあげましょう。子供の頃に体で覚えた「姿勢」は大人になってからも大きく影響しますし、姿勢だけでなく視力にも影響してきますから、子供が小さなうちから、椅子選びは慎重に、体にあったいすを選んであげる事が大切です。

　私が子供の頃には、両親に「姿勢」についてとにかくうるさく言われ、背中は真っ直ぐにピンと伸ばして座りなさい、と背中に定規を入れられることもありました。背中をピンと伸ばして座ると、目と机の距離も30センチ以上はかならず開きますから、物を書くときにも近すぎない距離を保つ事もできます。だからでしょうか、大人になった現在でも座る姿勢はとても良いですし、視力も2.0です。姿勢を良くして椅子に座ってきた賜物といえるでしょう。

休憩も必要

いくら姿勢を良くして椅子に座っていても、同じ姿勢でずっと作業をすることは健康にとってもよくありませんし、なんといっても疲れてきますから、こまめに休憩を取る工夫も必要です。目安としては、1時間に5分ぐらいの休憩を取って、歩いたりストレッチをするなどして作業効率アップを図ることも大切です。

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