看護師の給料について

医療現場でドクターを支える看護師の仕事は、命を扱う聖なる職種として知られています。「白衣の天使」なんてロマンチックなネーミングを欲しいままにしている看護師という職業は、実はそのイメージからは想像もつかないほど過酷な肉体労働のようです。

看護師になるためには、看護科のある大学、もしくは短大などで指定された単位を取得し、看護師の国家試験に合格しなければいけません。私の友人にも看護師がいますが、彼女も国家試験前にはかなり猛勉強をしていたようです。

看護師はその職業柄、病院や老人福祉などの医療現場で働く事がほとんどですが、夜勤と日勤労働が入り混じったシフト制で働かなければいけなかったり、疲れていても忙しい医療現場では常に緊張して座る事もできないほどの立ち仕事になったりする事も多く、看護師と家庭の両立もなかなか厳しいようです。

そんな大変な看護師の気になる給料は、実はあまり良くないようです。もちろん、夜勤や週末勤務などの手当を全て含めると、OLとして仕事をするよりも給料は良くなるようですが、“割に合わない”と看護師をやめる人も実は少なくないのが現状かもしれませんね。

年収ランキングを見てみると、看護師の平均的な年収は455万円。20代の働き盛りの女性の平均年収は300万円弱ですから、それと比較するとかなり高い年収になりますね。私立総合病院などでは看護師の給料も高くなる傾向にあり、老人福祉施設などの福祉医療に従事する看護師の給料は安くなる傾向にあるようです。同じ看護師の資格を持っていても、従事する医療現場によってお給料には大きな違いがあるのも、看護師という職業の特徴かもしれませんね。

公務員としての看護師

看護師の資格を持っていても公務員として仕事をすることも可能です。保健師などは看護師の資格を持ち、地方公務員の試験に合格した公務員でもあり、夜勤や週末勤務などが一切ない「9時から5時」までの勤務時間で、それなりのお給料をゲットする事もできます。

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