アパレル新卒

新卒でアパレル業界へ就職する場合には、メーカーや百貨店などが就職しやすい企業といえます。デザイナーやバイヤーなどはアパレル業界で経験をしっかり積んだ後に目指しても遅くはないので、最初は基礎をしっかりと学ぶことから始めましょう。

新卒でアパレル業界へ就職

新卒でアパレル業界へ就職する場合には、どういった職種があるのでしょうか？アパレル業界と一口に言っても職種はさまざまで、大手アパレルメーカーやデザイナーズブランドメーカー、百貨店などの総合アパレルメーカー、またアパレル生産流通過程に位置するデザイン事務所やバイヤー、製造メーカーなど、いろいろな就職先があります。

　ファッションが好きだからアパレル業界へ就職したい！と安易に考える方も多いのですが、デザインやバイヤー的な仕事は新卒者に任せられることはまずありません。こういった専門的な仕事は経験と実績を積むことで与えられる仕事なので、アパレルメーカーで腕を磨いてから数年後にそういったポジションにトライしてみるという方法なら可能ですが、最初からデザイナーとして、というのは無理な場合がほとんどです。

　アパレル業界で新卒者が就職しやすいのは、百貨店などの大手総合アパレル、製造メーカーなどではないでしょうか。こういった大手のメーカーや企業なら新人研修や現場研修などもしっかりと確立されているので、新卒者にアパレル業界のノウハウをしっかり教えてくれますし、アパレル業界で生計を立てていきたい方にとっては、最初にしっかりと学んでおきたい部分をカバーしてくれるので、とても便利なシステムでもあります。

ブランドショップでも新卒者はOK

お洒落なブランドショップのショップ店員として働くのは、新卒者でなくてもアルバイトや中途採用などのほうが多いといえます。そのブランドに関わりたいのなら、ブランドメーカーの本社事務などのほうが新卒者を対象に求人募集を行っているので、そちらから攻めたほうが良さそうです。ブランドショップの中には、本社採用新卒者でも、最初の数年間はショップ(現場)でしっかり接客マナーを身につけるようにとショップ勤務を命じられる場合も多いので、就職活動をする際にはしっかりと下調べをすることも大切ですね。

　私の大学時代の友人は、大手百貨店に新卒入社しましたが、最初の５年間は現場勤務として百貨店内の販売員として忙しく接客マナーを学んだようです。最初の５年間の現場勤務の後に、昇格として現場責任者として現場に残ることを選択することもできますし、本社勤務でマネージメントに携わる選択肢も与えられたようです。

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