前歯のすきっ歯について

前歯の悩みに多いのが、「すきっ歯」や「歯並びの悪さ」。中でもすきっ歯の場合には、口をあけて笑うと最も視線が集中する中央部分の歯に隙間ができる場合が多いので、人の目も気になりますし、深刻な悩みとなる場合も多いのです。そういえば人気のアイススケート選手、安藤美姫さんもすきっ歯ですね。すきっ歯にも隙間の間隔によってはほとんど他人からは気づかない場合もありますし、歯がぽっかり抜けているような感じで間隔の広いすきっ歯もあり、前歯のすきっ歯の度合いによって治療方法もさまざまです。

前歯のすきっ歯の原因には、歯の数が足りなかったり、歯が他の部分でどこかに埋もれてしまっていたり、歯並びに原因がある場合が多いのですが、中には歯の大きさとアゴの大きさがアンバランスなために歯の間に隙間ができて前歯がすきっ歯になってしまうケースもあります。

前歯のすきっ歯を治療するには？

前歯のすきっ歯は審美的に問題があっても機能的に問題があるわけではない場合が多いので、ほとんどの場合には治療に保険が利きません。前歯のすきっ歯の治療には、主に歯列矯正などが用いられますが、前歯のすきっ歯の隙間の度合いによっては、歯列全体の矯正ではなく、前歯の部分のみの矯正でOKな場合もあります。それ以外にも、ちょっとした隙間のみを治療したい場合には、料金が少しかかりますが、ベニヤやインプラント、差し歯、などの方法があります。自分の歯を完全に残したい場合には歯列矯正が望ましいのですが、治療に時間がかかる上に、矯正後の後戻りの可能性もあるので、矯正歯科のドクターと相談して決めることをおススメします。

　私はすきっ歯ではないのですが、前歯の一本が他の歯に押されて後方へ移動してしまい、そのために歯並びが悪くなっただけでなく、モノを食べるとその部分に食べ物が詰まるので、とても大変な思いをしていました。矯正歯科のドクターに相談すると、一本だけの治療ならインプラントがよい、とインプラントを薦められました。私自身、自分自身の歯を保ちたいという希望があったわけではないのでインプラントの治療を選択しましたが、同じ症状でも歯列矯正を選択したりブリッジ治療を選択したり、人によって選択肢はさまざまなのだそうです。

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