クリアライナー 矯正について

クリアライナーによる歯列矯正は、ここ数年とても人気がある歯列矯正方法です。もともとアメリカではインビザラインというクリアライナーに良く似たタイプの歯列矯正方法が開発され、それを日本人向けにアレンジした物がクリアライナーというわけですが、インビザラインとクリアライナーの違いは、コンピュータによって歯の動きを予測しながら透明なマウスピースをつける歯列矯正方法という部分は同じですが、クリアライナーの場合には、そこに個人個人の実際の歯の動きに合わせた調整が行われます。日本の歯科技術はかなり進んでいますが、矯正歯科医の腕による部分もとても大きいので、クリアライナーの治療を考えている場合には、矯正歯科選びがとても大切になります。

　クリアライナーによる矯正治療では、基本的に１日２４時間のうち、最低でも２０時間以上は透明なマウスピースをはめ続けていなければ歯列矯正の効果はないといわれていますから、ほとんどずっと、ということになりますね。食事の時にはマウスピースを外す事もできるので、歯を清潔に保つという点では、ワイヤー式の歯列矯正と比べるとクリアライナーのほうがメリットが大きいようにも思われます。

クリアライナー治療にかかる期間

クリアライナーの歯列矯正に用いる透明なマウスピースは、２週間ごとに矯正歯科へ通って新しいマウスピースと交換しなければいけません。その際に、クリアライナーをつける時間が少なかったりすると歯の動き方も悪いので、クリアライナー治療全体にかかる期間はもっと長くなってしまうので気をつけましょう。ワイヤーによる歯列矯正と比較してもクリアライナーによる歯列矯正では治療全体にかかる期間は、数年単位と言われていて、ワイヤーの歯列矯正の倍ぐらいの期間は見ておいたほうが良さそうです。私も歯列矯正を経験しましたが、ワイヤータイプの歯列矯正のさらに倍かかるなんて、気が遠くなりそうな気もしますが、審美を第一優先とする場合には、それでもＯＫなのかもしれませんね。

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