自己破産のデメリットについて

クレジットカードや消費者金融などで借金が雪だるま式に膨らんでしまい、毎月の支払いもどうにも行かなくなってしまった時に自己破産という選択肢があります。自己破産の申し立てを行う事で借金取立て業者からの執拗な嫌がらせから解放されたり、それまで雪だるま式に膨らみ続けた借金が無くなるというメリットも大きな一方で、さまざまなデメリットもあるので、自己破産を検討している方はあらかじめデメリットもしっかりと理解してから自己破産の申し立てを行うようにしましょう。

　例えば、自己破産は一度すると、7年間は自己破産をする事ができません。ですから、自己破産をした後に同じような雪だるま式の借金を作っても、2度目は自己破産ができませんから、なぜ自己破産に陥ったのかその原因をしっかりと見つめて生活スタイルを改善する努力が必要です。

　また、自己破産をすると金融機関などが閲覧する信用情報機関へブラックリストとして登録されますから、クレジットカードを作る事もできませんし、車のローンなどを組む事も難しくなります。こういったクレジットが使えなくなるのは本人だけではなく同居家族にも影響がありますから、こういったデメリットもしっかりと見据える事が必要です。

自己破産の影響

自己破産をすると、生活に必要な最低限の家財道具は保障されますが、ぜいたく品と見なされる家電製品やブランド品などは全て差し押さえの対象になります。差し押さえられた物品は売却されて破産財団に組み込まれますが、銀行の預貯金なども全て没収になってしまうため、自己破産は最後の手段、として考えておいたほうが賢いといえるでしょう。

　また、自己破産によって住んでいるアパートなどは、法律上では退去命令が出てもＯＫということになっていますが、現状ではアパート家賃を滞納していない限りは同じアパートに住み続けても問題はないようです。ただ、あまりに高級すぎるアパートなどによっては住み替えが検討される場合もあるようです。ケースバイケースのようですね。

自己破産に関するお役立ちオススメ本の紹介

→はじめての自己破産100問100答
→自己破産から5年で10億稼いだ男の話
→自己破産ハンドブック

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