フラット35とつなぎ融資
フラット35の審査にかかる期間は1ヶ月近くかかり、その間は審査の状況や融資の見込みなどの質問には一切答えてくれないという不便さがあり、そのためにつなぎ融資が発生してしまう場合も少なくありません。
フラット35とつなぎ融資について
フラット35とは、固定金利35年ローンで借り入れる事ができる住宅ローンです。固定金利なので返済額が高くなったりする心配がなく、金利も低く保証料も必要ないというメリットがある一方で、フラット35を申請してから実際に借り入れるまでの期間はとても長くかかるために間に合わないというデメリットもあります。審査に1ヶ月ほどかかるケースも多いので、フラット35を申し込む場合には1ヶ月以上の余裕をもって申し込む事が大切です。フラット35の審査などが思った以上に時間がかかって間に合いそうにない・・・というような場合には“つなぎ融資”が適用される事になりますが、なるべくつなぎ融資は避けたほうが賢いですから、時間に余裕をもって申し込むようにしましょう。
フラット35ではその他にもデメリットがいくつかあります。例えばフラット35は35年固定金利なので、フラット20などと比較すると金利が高く設定されています。また、フラット35で借り入れする事ができるのは物件価格の80%までなので、残りの20%は自己資金でまかなうか、もしくは別のローンを併用して20%分を借り入れるか、のどちらかになります。
つなぎ融資について
なぎ融資とは、フラット35の審査が通って実際に融資が行われるまでにかかる期間が長すぎて物件の引渡しに間に合わないようなケースで必要になる融資方法です。一般の銀行でも住宅ローンを申し込んでから実際に融資が下りるまでには1ヶ月弱の期間がかかりますが、フラット35の場合にはもっと時間がかかる上に、審査で散々待たされた挙句に審査が通らなかったなんて悲劇もあったりして、そんな場合には他の金融機関を探さなければいけないケースも多くあります。つなぎ融資は、そういった一時的に住宅ローンをカバーしてくれる融資が“つなぎ融資”というわけですね。
つなぎ融資はスピーディな審査で不足している住宅ローンをスピーディに補う事ができるというメリットがある一方で、つなぎ融資を行うための手数料や利息など、計画していなかった出費が増えてしまうというデメリットもあります。
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