自動車のユーザー車検について
自動車のユーザー車検では、今すぐに交換する必要がない部品などは交換しませんからムダが少なくなるというメリットもありますが、定期的に愛車点検をすることが必要になります。
自動車のユーザー車検について
従来の車検方法は、整備業者に車検を依頼して、その次の車検まで車がしっかり走るように、今すぐに交換する必要のない部品なども交換したり、いろいろなムダがありました。年式の古い車は、もともと修理が必要だったりするので、車検は悪い部分を全て修理する良い機会でもあったのですが、年式の新しい車にとっては、修理の必要もなく、部品交換の必要もない場合も多く、そういった場合には、自分自身で陸運局に車を持ち込んで車検を通す事ができない事に、もどかしさを感じる人も大勢いたのではないでしょうか？
ユーザー車検は、そんなもどかしさを解消してくれる新しい車検方法として誕生しました。ユーザー車検では、車の所有者が陸運局に車を直接持ち込んで車検を通す方法です。年式の新しい車なら部品交換や修理などが必要ない場合も多いので、車をしっかりと底まで洗ったりするだけで車検にパスすることができるわけですね。また、それまで業者に支払っていた車検手数料なども節約できるので、車検費用がグンと安くなりました。
自分自身で陸運局に持ち込むのは面倒だからイヤだけど、車検費用は安く抑えたい、なんて欲張りな方には、ユーザー車検代行業者を利用するのも便利です。ユーザー車検代行業者の車検では、もちろん手数料は徴収されますが、交換する必要がない部品などは交換しませんし、車検にとりあえず通すだけの修理などは行ってくれるので、年式の古い車でも車検費用を安く抑える事が可能になります。
ユーザー車検のデメリット
ユーザー車検には、ムダな部品交換がなく、節約できる、などのメリットもありますが、デメリットもあるので,最初に理解しておく事が大切です。ユーザー車検では、今回の車検にパスしても、次の車検が車で車が故障したり部品交換が必要になったり、という可能性も秘めています。例えば、ブレーキパッド。今回の車検は問題なく通るしあと１２ヶ月ぐらいは使えるだろうけれど、次の車検までは持たないな、という場合には、整備業者の車検なら間違いなく交換されていましたが、ユーザー車検代行では、交換はされません。
ユーザー車検を行う際には、定期的に車のチェックアップをするなど、自分自身で安全管理を行う事が大切ですね。
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