車を売る際の自動車税について
車を売る際には、自動車税の取り扱いにも注意が必要です。同じ都道府県内で車の売買が行われた場合には、基本的に自動車税の月割りは個人間で行わなければいけませんから、予め念頭に入れておきましょう。
車を売る際の自動車税について
自動車税とは、毎年春になると役所から送られてくる自動車税の事です。車を売って名義変更などを行った際には、自動車税の取り扱いでも注意が必要です。
自動車税は、毎月4月1日現在の車の所有者に対して納税書が送付されます。例えば車を3月30日に売って手続きが完了している場合には、新しい車の所有者がその年の納税義務がありますし、4月15日に車を手放した場合には、その年の納税義務はあなたにあります。
しかし、自動車税は一年分を前払いですから、車をその年の途中で売った場合には、自動車税の還付を受けることが可能です。この場合にも、自分自身で手続きを行わなければいけない場合もあれば、自分では何もしなくても役所が計算して還付してくれる場合とがありますから注意が必要です。
例えば、自動車を他県の人に売った場合には、自分自身で何かの手続きをしなくても、自動的に自動車税が計算されて、還付がされます。ところが、同じ都道府県内で車の売買が行われた場合には、すでに払い込んでしまっている自動車税の還付は、本人同士の話し合いで行われなければいけません。つまり、役所や税務署は手続きを行ってくれません。
毎年4月に支払わなければいけない自動車税。予め月割りにした分を車の価格に上乗せしておくか、それとも別途請求ということで諸経費に上乗せするのかは、車を売るあなた次第です。車の売買時に自動車税について何も触れなかった場合には、後から「自動車税を月割りにしてください」とお願いした所で、そっぽを向かれてしまう事は目に見えていますから、車を売る前に前もってそういった部分も考えておいたほうがよいかもしれませんね。
自動車税の名義変更？
車を売った際には、陸運局へ譲渡証明書という名義変更の申請を行い、自賠責保険へも名義変更の手続きを行います。しかし、自動車税に関する名義変更は特にありませんから、車を売ったけれど、来年の4月にまた納税が着たらどうしよう･･なんておびえる必要はありません。大丈夫ですよ。
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