国際投資の特徴について

株式投資は、国内市場に限った投資方法ではありません。株式取引市場は、日本だけでなく、アメリカやヨーロッパ、韓国や中国など、世界中に存在しています。ネットが広く普及したことで、最近は国際的に株式投資を行う事も可能になりました。国際投資と呼ばれる国際的な株取引では、どのような点に注意したらよいのでしょうか

国際投資においては、もちろん、株式銘柄自身の価格変動にも注意しなければいけませんが、為替レートの変動によっても、利益や損失が大きく変動する事を念頭に入れておかなければいけません。例えば、1ドル＝100円という為替レートで外国銘柄を購入し、それによって100万円の利益を上げた場合でも、その株を売却する際の為替レートが、購入時と同じ1ドル＝100円というわけではありませんよね。

そのため、為替レートによっては、100万円の利益が、150万円になる場合もありますし、また逆に、50万円の利益に目減りする場合もあります。

国際投資では、為替レートの心配がない国内投資に、さらに為替レートというリスク＆リターンの要素が加わるので、リスクをもいとわない投資家にとっては、かなり魅力的な投資方法といえるかもしれませんね。

国際投資でも、予備知識を持つことで、リスクを小さく抑える事も可能です。そのためには、世界各国の経済情勢や政治情勢などに精通しておく事が大切です。もちろん、その国の情勢だけでなく、その企業の経営状態や事業計画、スキャンダルなど、プラス要因やマイナス要因も広く知っておくことが必要となります。そのためには、普段からニュースには注目しておきたいですね。

国際投資の種類

国際的な規模で投資をする際には、いろいろな種類の投資方法があります。例えば、企業銘柄に対して投資を行う株式投資。また、とうもろこしや小麦など、その商品に対して投資を行う商品先物投資、また、FXのように外国通貨そのものに対して投資を行う外国為替取引など、それぞれに特徴があります。自分の希望とリスクに応じて決定すると良いでしょう。

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