株式投資と税金
株式投資を行うと、売買をするたびにかかる手数料に消費税がかかり、利益には譲渡益税がかかり、そして配当金には配当税など、いろいろな税金がかかります。確定申告は一年に一度行う事ができます。
株式投資と税金について
株式投資に関わらず、投資をして利益が出ると、そこには必ず税金がかかってきます。株式投資には、どのような税金がかかるのでしょうか。
株式投資で売買取引を行うと、そこには証券会社から手数料が徴収されますよね。その手数料には消費税がかかります。例えば100円の手数料なら5円が税金として徴収されるため、105円の手数料がトータルでかかる事になります。しかし、この消費税は、予め手数料の中に含まれていて、『手数料は105円です』となっている場合も多いようです。
また、株式投資によって利益を出した場合には、利益に対して譲渡益税がかかります。譲渡益税は、利益を得るたびにかかるわけではなく、一年に一度、まとめて税金を支払います。それが確定申告なのです。確定申告は、毎年、2月中旬から3月中旬にかけて行いますが、税務署を訪れて確定申告をする方法もありますし、最近ではインターネットで確定申告をすることもできるようになって、便利になりました。
また、株式投資では、定期的に、配当金が支払われます。この配当金にも配当税がかかっているのですが、私達に配当される前の段階で、自動的に配当税が天引きになっているので、あまり気にしたことがない方も多いかもしれませんね。
確定申告は、株式投資を行っている人が100%しなくてはいけないというわけではありません。株式を売却していない場合や、株式投資をしているけれど利益がまったく出ていない、という場合には、確定申告をする必要がありません。
確定申告に必要な書類
株式投資の確定申告には、何が必要になるのでしょうか。確定申告は、証券会社が自動的に行ってくれる場合もありますが、そうでない場合には、毎年、証券会社から送られて来る確定申告のためのステートメントや、給与収入がある場合には、その明細票なども全て持参して、税務署に行きます。印鑑なども忘れずに持参するようにしてくださいね。
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