掛け捨ての生命保険について

生命保険にはいろいろな種類がありますが、その中でも掛け捨てタイプの定期保険は毎月の払い込み保険料を安く抑える事ができるために人気があります。掛け捨てタイプの生命保険が必要なのは、貯蓄は別にしっかりと行っていて、生命保険は万が一の時にしっかりと保障される、という目的でのみ利用したい方といえるでしょう。例えば、家のローンが残っていたり、子供の学費などがある家庭では、自分に万が一時には家族を路頭に迷わせないためにも、そして子供の将来を厚く保障すると言う意味でも、まとまった額の死亡保障が必要になりますよね。が、家のローンも払い終わってしまい、子供も独立した夫婦にとっては、それほどの大きい死亡保障は必要なくなります。

　最近の生命保険では、こういったライフステージに合わせて終身保険や養老保険、また掛け捨ての定期保険などいろいろな種類を組み合わせる事が可能になっていますし、ライフステージにあった必要な最低限の保障を組み立てる事で、毎月払い込む保険料を安く抑える事も可能になると言うわけです。

そのほかの掛け捨て保障

生命保険では、終身保険や養老保険など貯蓄性の高い生命保険商品であっても、その中に掛け捨ての部分としてついてくる保障があります。例えば医療保障。怪我や病気で入院したり手術したりすると給付金がもらえる医療保障は、医療保険として独立した保険商品であることも多いのですが、医療保障の部分は基本的に掛け捨てであることがほとんどです。医療保障はちょっとした怪我や病気で入院が必要になり、そのために家計に影響を与えるような場合には大きく役に立ちますし、特に女性の場合には妊娠や出産の際にこの医療保障が大きなサポートをしてくれる場合も多いので、医療保障は掛け捨てでもぜひつけておきたい保障といえるでしょう。

掛け捨て生命保険のデメリット

掛け捨て生命保険は、毎月の保険料を安く抑える事ができるという大きなメリットがありますが、掛け捨てですから保険満期になっても何も給付金が出ません。保険は掛け捨て、という概念をしっかりと持ち、貯蓄は別にしっかりとする習慣をつけることがとても大切です。

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