アーティスト豆辞典(男性Vo) J-ROCK カ行【頭文字く】

草尾毅/クスクス/楠瀬誠志郎/ザ・グッバイ/グニュウツール/久保こーじ/久保田利伸/クラウド/クラス/グランドスラム/クリオ/栗林誠一郎/栗原良次/クールチックチャイルド/グレイ/クレイズ/グレート・チキン・パワーズ/グレイト・リッチーズ/グレイプバイン/黒蝪蝶/クロス・ファイヤー/黒田倫弘/黒夢/桑田佳祐/KUWATA BAND

★草尾毅プロフィール
アニメ・映画などの「声優」として大人気を誇った草尾毅! 彼なしではアニメ作品自体が成り立たないほどの活躍でした!! またCD など音楽作品も数多く発売されておりますよ。その人気はほとんどアイドル化していましたが、さすが声優だけあって声の良さはピカイチ!!

★クスクス・プロフィール
バンドコンテスト番組「イカ天」出身で、80年代末当時もの凄く勢いがありましたね。イカ天出演時「カワイ〜ッ」という女の子達からの黄色い声援がクスクスに大集中しまして(笑)、あれよあれよという間にドンドンドンですよ!
当時みなさん10 代でしたから、中高生達に人気が出たのも分かりますよね。全員南国系の派手な衣装を身に付け、まさに「アイドルバンド」という感じでしたが、演奏力と音楽性は若いのにかなりしっかりしていました。そのへんが今でも根強い人気の秘密だと思います。
サンバにカリプソにズーク等の「ワールドミュージック」をふんだんに取り入れ、老若男女・子供から大人まで楽しめる天然南国ダンス音楽を奏でていました。とにかくノレて楽しく踊れます。そしてクスクスの演奏する明るいポップな楽曲達を聴くと、たとえ夜でも世界が明るくなったように感じますよ! ホント元気が出ますね!!1994年に活動を停止(解散)し、2000 年単発的ではありますがライブで復活しています。

★楠瀬誠志郎・プロフィール
1961年2月9日生まれ、東京都出身のシンガーソングライター&アレンジャーです。1986年デビューし地道に作品リリースとライブを重ね、1991年遂にシングル「ほっとけないよ」(ドラマ『AD ブギ』主題歌)が 70万枚の大ヒットを記録し一躍スターダムに上り詰めました。透明感のある歌声で歌う秀逸なPOPS は聴いてて最高に気持ちいいです♪

★グッバイ・プロフィール
トシちゃん、マッチと共に「たのきんトリオ」として80年代前半に活躍したアイドル野村義男が結成していたロックバンドが「ザ・グッバイ」です。ビートルズをルーツとした60年代テイストバリバリのメロディアスな正統派ロックバンドでしたね〜、曲も良かったです♪ バンド解散後、野村義男は日本屈指の実力派ギタリストとして浜崎あゆみ他有名アーティストのバックで活躍。とにかくギタリストとしては「金八先生」時代から相当の歴を持っていますよ!

★グニュウツール・プロフィール
CD ジャケット等ビジュアル面はロケハンからカメラワーク、編集に至る全て自ら行うという「アーティスト」の鏡のようなアート性溢れる音楽ユニットです。メンバーはVocal・FULL、Guitar・ASAKI、そして後に脱退してしまいますがギターに天才・JAKE という布陣です。
GUNIW TOOLS というバンド名は造語であり、「ぐにゃぐにゃした道具（兵器）」という意味ですね。グニャグニャ、イコール、型にはまらない集団を意味していると言っても過言ではありません! グニュウツールの才能にぜひ触れてみてください、あの芸術家ピカソを越える何かがそこにあるんです!!

★久保浩二(久保こーじ)・プロフィール
1964 年11 月14 日生まれ、東京都出身の作曲家&プロデューサーです。1985年TMNETWORK「CHILDHOOD'S END」にシーケンス・プログラマーとして参加したのをきっかけに、以後小室哲哉のサポートキーボーディストとして活動をスタートさせました。
またバンド「13's Paradise」や「No!Galers」を結成したり、小室のソロアルバムに参加したり、TMN のライブではシンセベースなども担当したりしてましたよ。そして1992 年ソロデビューアルバム「COZY」をリリース!! 作曲家としても安室奈美恵、hitomi、篠原涼子、天方直実、木村佳乃、知念里奈らに楽曲を提供しています。

★久保田利伸プロフィール
1962 年7 月24 日、静岡県出身、血液型O 型。1986年シングル「失意のダウンタウン」でデビューし、日本ブラックミュージックシーンをリードし続けています。1996年発売のシングル「LA・LA・LA LOVE SONG」は200 万枚突破で、時代が移り変わろうとも彼の人気は高いですね。日本人離れしたリズム感と歌唱力を持った久保田利伸のソ
ウルフルなポップソングはたまりません!!

★クラウド・プロフィール
中学校の同級生だった圭司、隼人、香二郎1996年結成、インディーズで人気を獲得したビジュ系寄りの名古屋出身ロックバンド。2003 年からバンド名をザ・レインメーカーズに変更し活動を続けていましたが解散してしまいました。
●CLOUD:Vocal: 悠希　Guitar: 圭司　Bass: 隼人　Drums: 香二郎

★クラス・プロフィール
class とは日浦孝則と津久井克行による男性デュオです。1993年デビューシングルの『夏の日の1993』がセゾンカードCM ソングにもなり170 万枚以上の大ヒットを記録!!その後「女検事の捜査ファイル」の主題歌となった『もう君を離さない』やドラマ「白の条件」主題歌となった『Holiday』がスマッシュヒットを記録しています。1996 年3 月に解散していますが、2003 年に再結成していますよ♪

★グランドスラム・プロフィール
90年代初頭、ボーカルに元リアクションの加藤純也、ギターに元プレゼンスの白田一秀、ベースに元44 マグナムの吉川裕規、ドラムに元メイクアップの豊川という当時の「これでもか!!」的なメンバーで構成された正統派ハードロック・グランドスラム!!　確かなテクニックとメロディアスでハードな楽曲はもう、ストレートにカッコいいと感じるものばかりです。リフの組み立て方も正当派だけあってギターキッズにとっては勉強になると思いますね。ジュンヤのハイトーンボーカルも素晴らしいの一言!! 声質・ルックスも凄く良いので復活が待ち望まれます。

★キュリオ・プロフィール
90 年代後期人気爆発だったクリオですが、いきなりミュージックシーンから消えて不思議に思っていた人もいるでしょう。しかし彼らは一発屋ではありませんw　実は2000年にボーカルNOB の麻薬逮捕でいきなりの活動休止に追い込まれ、いきなりJ-POP シーンから姿を消したんですよ。
キュリオは1995年結成の大阪出身ポップロックバンドで、BSヤングバトル決勝大会に
進出をきっかけとして1997 年シングル「ときめき」でメジャーデビューを果たしました。口ずさめるメロディーを持ったポップな曲が支持され、だんだんだんだんブレイクしていきましたね。因みに事件後1 年半の活動休止後、2001 年9 月にやっとこさ活動再開に漕ぎ着けたんですが・・・再ブレイクはしませんでしたね。。。

★栗林誠一郎プロフィール
1965 年東京都出身のシンガーソングライター&作曲家。1987年にTUBE のアルバムやBLIZARD のアルバムで作曲家としてデビューを果たしました。。1989 年『LA JOLLA』でシンガーソングライターとしてソロデビューを果たし、翌1990年にはB.B.クイーンズにベーシストとしても参加していますよ。『おどるポンポコリン』で弾いてます。その後1993 年ロックバンドZYYG のメンバーと活躍、同時期にザードやマニッシュ、DEENらへも楽曲提供をおこない作曲家としても精力的に活動した才能豊かなシンガーソングライターです♪

★栗原良次プロフィール
インディーズで活躍していたロックバンド「THE GUSH」を経て1991 年にソロデビューを果たした栗原良次。当時秋元康作詞の「青い夜」を歌たっりと注目を集めてましたね♪

★クールチックチャイルド・プロフィール
上條貴志（Vo）、藤森正博(G)、家垣康伸(G)、枡田智彦(B)、原健二(Dr)による５人組バンドです。結成は1994 年、アルバム「SPY"C"」を1996 年4 月にインディーズよりリリースし一躍人気バンドの仲間入り! ボーカル上條の元バンドの関係で当初ビジュアル系として売り出されていましたが、音楽的にはグレイやソフィア等のような良質のPOP ソングをやっていました。
1997年にはシングル「Clover〜風立ちぬ場所を抜けて〜」でメジャーデビューを果たし、渋谷公会堂ライブまでも成功させこれからブレイクかと思わせたのですが、残念なことに1999年解散。その後上條は「スワロー・ドライバーズ」を、枡田&家垣は「レディオ・スター」を結成し活躍しました。

★グレイ・プロフィール
TERU（Vocal）、TAKURO（Guitar・Piano）、HISASHI（Guitar）、JIRO（Bass）の4 人による大人気ロックバンド!! 1994 年アルバム「灰とダイヤモンド」でX JAPAN のヨシキ率いるエクスタシーレコードより大々的にインディーズデビュー!! そして同年にはメジャーデビューも果たしその後は日本ミュージックシーンのトップにまで上り詰めました。
ヒット曲もミリオンセラーとなった『HOWEVER』『BE WITH YOU』『誘惑』『SOUL LOVE』『Winter,again』『とまどい』などなど多数持っており、1999年には東京ドーム5 日間ライブや、同年幕張メッセで20 万人コンサートをおこなうなど90年代後半人気が頂点に達しましたね〜。
とにかく楽曲の良さは天下一品ですね! またオリジナリティも凄い! グレイ特有の異色のポップ感を持つ曲の数々はその場の空気感までをも変えてしまうほどですよね♪

★CRAZE プロフィール
1995 年にデランジェとボディで一緒にやっていたギターの瀧川一郎とドラムの菊池哲とで結成されたビートロックバンド。元ジキルのベーシストとして活躍していた飯田成一をに迎え入れ、元ジャスティ・ナスティの藤崎賢一が加入し本格始動!以後ヴォーカリストが何人も変わるという苦難に見舞われたが、音楽性を変えながらも1996 年の解散まで活動しました。現在でも根強いファンが存在していますね、特に初期藤崎時代の人気が高いです!

★グレート・チキン・パワーズ・プロフィール
北原雅樹と渡辺慶のお笑い芸人・・・というかお笑い系アイドルタレントといった方がいいでしょうか。『元気が出るテレビ』のお笑い甲子園全国大会に出演し、高校生という若さとかわいさで人気に火が付き、通称「グレチキ」と呼ばれ90 年代大人気を誇りました。1995 年にCD デビューも果たし、音楽系テレビ番組にも出るほどの活躍!! しかしアイドル人気はありましたがお笑い芸人としてはブレイクはせず・・・しかしそれぞれ俳優とかでも活躍しましたよ。そして2005年にコンビは解散しています。

★グレイトリッチーズ・プロフィール
その昔(80年代後半)、アンジーとレ・ピッシュが率いた一大勢力『●コチン・ロック』に対抗して、「ザ・ピーズ」「ディープ&バイツ」「ポテトチップス」らと『バカロック』というムーブメントを巻き起こしたリーダー格バンドがこの「グレイト・リッチーズ」なのです!!
グレイトリッチーズは1983年に渡辺まもるを中心に結成され、4枚のアルバムと3枚のシングルを発表し1991年惜しまれつつ解散しました。初期は有頂天のケラ率いるインディーズ・レーベル「ナゴム・レコード」に所属していたかな。まぁとにかく当時ライブハウス・シーンではかなり人気ありましたよ! 歌詞はフザケていますが(笑)、サウンドはストーンズをルーツとした正当派R&R でしたね。演奏も上手かった!
彼らの奏でるロックン・ロールはまさにノリノリ!! それにキャラと歌詞のコミカルさが加わって、もうライブは熱狂の渦巻き・・・いや、竜巻!! 人気が出るのも分かりますよ。渡辺まもるはグレリチ解散後「ＭＴハピネス」を経て、「ワタナベマモル＆THE DAVIES」を結成。また1998 年にアコースティックバンド「代々木三丁目BAND」も結成してますよ。ギターのガッ君とピアノ杉浦はグレリチ解散後「杉浦フィルハーモニーオーケストラ」を結成しました。

★グレイプバイン・プロフィール
1993年結成、1997年にアルバム『覚醒』でメジャーデビュー後、UK ギターポップ色の強いサウンドで着実に人気を獲得していきました。そして1999年にプロデューサー根岸孝旨の起用で彼らの持ち味が全開し、シングル「スロウ」「光について」リリースで大ブレイクを果たしました。

★黒蝪蝶プロフィール
90年代初頭から末期にかけて、ビジュアル・インディーズ・シーンで活発な活動を続けた黒蝪蝶!! 外見だけ見ればバッリバリの「ビジュアル系」ですが、サウンド、方向性は初期ガスタンクを彷彿とさせるアンダーグラウンドの帝王的存在でしたね。また人気があるにも関わらず、大手インディーズ・レーベルには所属せず全て自分達の手でバンド活動全般を運営させた真のインディーズバンドでした。

★クロスファイヤー・プロフィール
ブラックキャッツやマジック、ロデオなどで活躍してきた日本ロカビリー界のカリスマ・久米浩司が2001年に結成したバンドがこのクロスファイヤーです。全編英語詞によるハジけるようなロカビリーサウンドがたまりません!!

★黒田倫弘プロフィール
1996年にアクセス浅倉大介率いるアイスマンのヴォーカリストでデビューしたが、音楽性と音楽活動のスタンスの違いで脱退。その後ソロに転向し、自由に解き放たれたかのような黒田倫弘の歌世界を形成しています。

★黒夢プロフィール
1991年に清春を中心に結成、メイクもバリバリ、ステージでは首吊りロープ等を演出用に使うなど、ホラーがかったビジュアル系バンドとしてインディーズシーンで大人気を獲得しました。
1992年アルバム「生きていた中絶児」を発売、翌1993年に「亡骸を・・・」を発売し人気が頂点に! その勢いを受け1994年シングル「for dear」でメジャーデビュー果たしました。以後人気は倍々ゲームのように上がっていき、音楽性をパンクに変えながらも1999年まで活動。その後ヴォーカルの清春はサッズを経てソロ活動に移行。

★桑田佳祐プロフィール
日本音楽シーンの頂点に立ち続けるサザンオールスターズのリーダーでありヴォーカリストです!! 1986年には「KUWATA BAND」も結成し大ヒットを飛ばしています。1987年からソロ活動もスタートさせています。1987年〜1988年が最初のソロ活動期間、1993年〜1994年が第二回目のソロ活動期間、そして2001年からと2007年からもソロ活動を活発化させています。ソロデビューシングルは1987年リリースの『悲しい気持ち』です。その後セカンドシングルのいつか何処かで、続いて真夜中のダンディー、月、祭りのあと、波乗りジョニー、白い恋人達、東京、明日晴れるかな、風の詩を聴かせて、ダーリンなどソロ活動期間中も大ヒットを飛ばしていますよ!!

★KUWATA BAND プロフィール
日本音楽シーンの頂点に立ち続けるサザンオールスターズのリーダーでありヴォーカリストである桑田佳祐のスペシャル結成バンドがこの「KUWATA BAND」です。桑田佳祐がサザンではできないロックをブッぱなしてやりて〜という思いが結成につながったんですね。1986 年1 年間限定の活動であり、より自由に、よりロックテイスト溢れるサウンドをストレス発散のようにブッ放しましたよ。「BAN BAN BAN」「スキップ・ビート」大ヒットシングルが懐かし〜!!