J-ROCK カ行【頭文字け】掲載アーティスト

外道/ケミストリー/KEN/GEN/ケン・イシイ/幻覚アレルギー/KENZI&THE TRIPS

 

★外道プロフィール
1973年「にっぽん賛歌」でシングルデビューを果たした、加納秀人(ボーカル&ギター)、青木正行(ボーカル&ベース)、中野良一(ボーカル&ドラム)の3人からなる日本の歴史に残るロックバンドです。当時から不良に絶大な人気を得ていました。1976年に解散したがその後メンバーの脱退やバンドの復活を繰り返していますね。

 

★ケミストリー・プロフィール
人気オーディション型TV 番組『ASAYAN』から飛び出した川畑要と堂珍嘉邦との二人組ボーカルユニット。2001 年シングル「PIECES OF A DREAM」でデビューしいきなり大ヒットを記録!! これぞモーニング娘など数々のスターを輩出したASAYAN パワーといったところか! 川畑と堂珍という対照的なキャラと歌声が交錯した美しいR&Bは秀逸です!!

 

★KEN プロフィール
元ジキルのギタリストです。解散後にソロ活動に入りました。KEN サウンドですが、ジキル時代からのファンならお分かりでしょう! 彼はかなりの本格派ミュージャンです。洋楽に限りなく近いサウンドを求め、J-POP とはほど遠い音楽世界を作り上げています。そのマニアックさがジキルのあの大人気につながっていたのだと思いますよ! ルーツを大事にしたロックがここにありますよ。

 

★GENプロフィール
1989年バンドコンテストテレビ番組「イカすバンド天国」に出演し、5週勝ち抜き2代目イカ天キングに輝き人気が一気に爆発したロックバンドです。ホーカルの源学ぶが率いるGEN ですが、とにかくこのバンドの売りは歌唱力が凄いこと!!
音楽的にはブルースのニオイを感じさせるロックといったところでしょうか。名曲「バラ色の人生」を聴いたときはブッ飛びましたね、泣きのメロディーがたまんなくイイです!! GENは解散後、源学としてソロで活躍しその後地元の石川県に戻りCM ソングなどを作って活躍していますよ♪

 

★ケンイシイ・プロフィール
東洋のテクノゴッドですね、彼は。テクノ界ではスッゲー有名ですよ。YMO と同格、いやそれ以上かもしれないほどの世界的知名度を誇るテクノ・ミュージシャンなのですぞ。1993年ベルギーのインディーズレーベルR&S から「Garden On The Palm」をリリースし、一躍世界にその名を轟かせました!! その後続々と作品を発表し続け、海外ライブも当たり前のように敢行!!
彼のアルバムを聴いてみれば解ると思うが、そのオリジナリティと映像が浮かぶほどの楽曲&サウンド表現力は天才的と言えます! 単なるダンス・ミュージックではないんですよ。これぞ『芸術』と呼べるべき物でしょう!
ケン・イシイのサウンドはいろいろ変貌を遂げていってますが、1998年発売の「METAL BLUE AMERICA」にはかなり衝撃を受けましたね。これまでのテクノという枠から飛び出した、ブレイクビーツばりばりのデジタルロックに変貌を遂げていたのですから!! うん、アーティストとしての探求心も凄いよ、彼は。

 

★幻覚アレルギー・プロフィール
幻覚アレルギーとは「かまいたち」解散後、そのボーカルであったシーナとギターのガジーが組んだノイジーでハードなサウンドを持つバンドです。「かまいたち」時代とはうって変わって非常に凝ったサウンドになっていますね。カッコいいですよ!
洋楽で言えば「ミニストリー」や「ラード」などの、インダストリアル・メタル系に強く影響受けてますね。楽曲の完成度も凄く高いです。これはおそらく幻覚アレルギーのサポートベーシストである、元ベルゼルブ・TETSU のプロデュース能力ではないでしょうか。彼は幻覚結成以来ずっと、メンバーのようにバンドに携わっていている影の実力者ですからね。ちなみにベルゼルブとはブラックサバスをルーツとするデスメタル系バンドであり、当時インディーズではかなりの実力者でしたよ。CD も発売されていましたが92年3月に惜しくもベルゼルブ解散。
まあでも幻覚アレルギーはTETSU の影響もあるでしょうが、シーナとガジーもかまいたち時代からかなり実力を上げていますね。シーナの声を変幻自在に操るシャウトボーカルは冴え渡っていますし、カジーも単なるロックンロール・ギタリストから脱皮し表現力豊かなギターを奏でています。

 

★KENZI&THE TRIPS プロフィール
ケンジ・アンド・ザ・トリップスは1993年に復活しているのですが、バンドの全盛期は間違いなく80年代なんですよ。歴史を振り返ってみますと、1983 年にボーカルのケンジが単身札幌から上京し活動を開始。シングル「レオスター8」を引っさげての東京殴り込みでしたから、最初っからインディーズ・シーンで爆発人気を獲得してましたね。あの頃の勢いはマジで凄かったですよ。当時のケンジ人気はパンク界初のアイドル(笑)とまで言われたルックスの良さも手伝っていたのでしょう。めきめきとインディーズ・シーンで頭角を表してきました。
そして1987年バンド「ケンジ・アンド・ザ・トリップス」としてメジャーデビュー!! スピーディーで激しいリズム、攻撃的なボイスでストレートに表現されたポッブなパンクロックで大人気に! そして1989 年に解散しました。その間ケンジのソロとしてシングル「LOVE YOU」もリリースされましたね。