保育士の公務員試験

保育士の公務員試験は、筆記試験と実技試験に分類されています。筆記試験に出題される範囲は広いので、浅く広く幅広い知識をつけるように受験勉強をするとよいでしょう。実技試験では3科目の中から2科目を選択することができます。

保育士の公務員試験について

公立の保育園で保育に当たっている保母さん達は、保育士と呼ばれる公務員です。保育しになるためには二つの方法があり、公務員試験に合格する方法と、もしくは厚生労働大臣が指定している保育士養成学校を卒業して資格を取得する方法があります。保育士の資格を取得したら、都道府県に登録する事で、保育士としての活動を行う事ができます。

保育士の公務員試験を受験するためには、受験資格の基準を満たしていなければいけません。大学に2年以上在籍して単位数が62単位以上ある人、もしくは短大を卒業している人の場合には実務経験がなくても試験を受ける資格を得る事ができますが、高卒者の場合には高校卒業後に最低2年間の実務経験が必要になります。また、高校を卒業していない場合には、児童福祉施設などにおいて実務経験が5年以上必要になります。学歴が不足している分が実務経験で補う事ができるので、保育氏を目指す方にとってはありがたいシステムですね。

保育士の公務員試験の内容

保育士の公務員試験では、筆記試験と実技試験とに分かれています。筆記試験では、福祉に関する科目が出題されますが、その中には児童福祉や発達心理学の他に、精神保健や小児保健、また小児栄養などの小児の健康や食生活に関する知識も求められます。また、教育原理などの教育者としての知識も求められるので、広い範囲を深く勉強する必要はありませんが、浅く広くいろいろな分野の知識を網羅するように心がけましょう。

筆記試験に合格すると、実技試験を受験する事になります。実技試験では音楽・絵画・言語の3科目の中から2科目を選択できる選択式になっているので、予め2科目に絞って勉強しておく事ができます。

小さな子供と向き合う保育士の仕事は、子供好きな方にとってはまさに天職かもしれません。小さな子供の世話をする保育士はデスクワークばかりの仕事ではありませんし、肉体労働の仕事ですからかなり疲れてしまいますが、まっすぐで純粋な子供の心と向き合う事で、私達大人が学べる事柄も多い高貴な職種でもあります。

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