1級管工事施工管理について

1級管工事施工管理技術検定試験は毎年7月あたりに行われます。一年に一度しか行われない検定試験なので、受験を考えている方は、しっかりと受験準備をすることが大切です。1級管工事施工管理技術検定試験には、受験資格が設定されているので、受験申し込みを行う前に自分がどの条件に該当するのかを認識しておきましょう。

土木関係の資格を全く持っていない場合には、大学の指定学科を卒業した後に最低でも3年以上の実務経験が必要になります。指定学科以外の学部を卒業した場合や、短大などを卒業している場合には、そこにプラス数年間の実務経験が必要になります。

例えば、4年制大学の指定学科以外を卒業している場合には、受験資格に必要な実務経験は4年6ヶ月、短大の指定学科を卒業している場合には5年の実務経験・・・ということになります。最も長い実務経験が受験資格を得るために必要になるのは、指定された学科でない高校を卒業している場合で、11年6ヶ月の実務経験がなければ受験資格を得る事ができません。

2級土木施工管理の資格を持っている場合や、主任技術者の経験がある場合などには、また別の実務経験年数が必要になりますから、全国建設研修センターなどのサイトで受験資格は確認しておく事が大切です。

土木関連の資格は、私達の命を預かる土木工事に大きく関与していますから、知識と経験のどちらも必要ということなのでしょう。

1級管工事施工技術検定試験の概要

1級管工事施工技術検定試験は、全国各地の主要都市で行われていますから、ほとんどの方が日帰りで試験場に来ることができます。検定試験は学科試験と実地試験の2種類があり、学科試験に合格した人のみが実地試験に進む事ができます。学科試験が行われるのは7月上旬あたりですが、実地試験の合格発表が行われるのは1月下旬ですから、試験期間としては半年ぐらいかかるので長丁場の試験でもあります。

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