2級建築士試験について

２級建築士は国家資格なので、年に一度行われる2級建築士試験に合格することで資格を得ることができますが、２級建築士試験の受験資格は１級建築士試験の受験資格と比べて、必要な実務経験年数が短くてもOKというのが特徴的です。２級建築士の資格を取得してから実務経験４年以上あれば、１級建築士の受験資格を得ることができるので、最初は２級建築士として経験と知識を積んでから１級建築士の受験をしてキャリアアップをする人も大勢います。

２級建築士の試験は、各都道府県の建築士会が指定する会場で行われます。各都道府県の指定する試験会場には、高等学校が試験会場になっていたりする場合もあり、冷暖房が効いていなかったりして試験環境がよくない場合もありますから、あらかじめ理解しておく必要があります。

２級建築士の試験の気になる合格率ですが、１次試験の学科試験の合格率は３５％前後、その後の２次試験、製図試験の合格率は５５％程度、と難易度が１０％を下回る１級建築士の国家試験と比べれば難易度は高くありませんが、専門的な知識を必要としますから、２級建築士試験を受験する方は、過去問を説いたりして、出題傾向などをしっかり勉強しておくことをおススメします。過去問などをとくことで、実際の試験における時間配分や問題の出題傾向などをつかむことができますし、建築士養成講座のような講座を受講して受験対策にするのも賢い方法かもしれませんね。

２級建築士試験の合格点は？

２級建築士試験における合格点はどのぐらいなのでしょう？基準になるのは各科目が１３点。これはどうやら最低ラインのようです。全ての科目が１３点以上出なければ合格は論外のようですが、各科目が１５点をクリアしていれば、まぁ合格かな、と安心できるラインのようです。

２級建築士試験の申し込み方法

２級建築士試験の申し込みは、各都道府県の建築士会へ試験申し込みを行いますが、毎年４月ごろに受験申し込みが行われます。初めての受験の場合には、申し込み用紙の書き方が少し複雑なので、都道府県の中には、申し込みの書き方の指導をする時間を設けている建築士会もあるようです。ぜひこういったサービスを利用して、申込用紙は間違いの内容に記入したいものです。

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