自賠責保険料の改定ついて解説。

自賠責（自動車損害賠償責任保険）は、自動車および原動機付自転車（バイク）を使用する際に、加入が義務づけられている保険です。車の車検を受けるには、この自賠責に加入していなければ車検を受けることができません。その為、“強制保険”と呼ばれたりもします。なお一部の車輌（自衛隊・農耕作業用の小型特殊自動車など）には、自賠責の加入が義務づけられていません。

2008年4月1日以降より、自賠責保険料の改定により前年と比べると平均で24.1%の引き下げ、契約者負担は22.2％の引き下げ率となります。この自賠責保険料の引き下げは、平成9年度以来11年ぶりとなります。引き下げの理由として、交通死亡事故の減少などにより、保険金の支払額が減少し自賠責保険制度として負担額が低く抑えられたことにより、保険料の引き下げができたようです。では、実際どのくらい保険料が引き下げられたのでしょうか。

自賠責の保険料について。2年契約、最大で8,360円の引き下げ

自家用自動車で（改定以前の保険料）30,830円→（改定後の保険料）22,470円。軽自動車：検査対象車（改定以前の保険料）25,000円→（改定後の保険料）18,980円。小型貨物自動車けん引：自家用（改定以前の保険料）25,940円→（改定後の保険料）19,290円。小型二輪車（改定以前の保険料）20,240円→（改定後の保険料）13,400円。原動機付自転車（改定以前の保険料）10,140円→（改定後の保険料）8,790円。以上が新保険料となっています。※これらの保険料は、いずれも2年契約。沖縄・離島以外の地域の保険料となっています。引き下げは最大で、自家用自動車の8,360円の値下げとなっているようです。

補足；自賠責の加入方法と保険料

自賠責の保険加入方法は、損害保険会社・保険代理店（代理店登録をしている車・バイクの販売店、修理工場、ディーラー各店）、他にも全国の郵便局で行えます。他にも一部の車輌や期間によっては、インターネットからの申し込み・コンビニエンスストアで手続きができるようです。

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