軽自動車のユーザー車検について

軽自動車のユーザー車検は、他の普通自動車の車検とは違い、軽自動車検査協会で行います。軽自動車検査協会は国土交通省の管轄になるので、陸運局の支局で行う普通自動車の車検とは管轄が全く別になるのです。こういう細かな違いって興味深いですよね。話がそれますが、「幼稚園」が文部省管轄で「保育園」は厚生省管轄、の違いのような気がします。

　軽自動車のユーザー車検をするためには、まず電話での予約が必要です。軽自動車検査協会では、その規模によって一日に検査できるユーザー車検の台数が限られているので、希望の日が決まったらなるべく早く電話予約することをおススメします。軽自動車のユーザー車検は希望検査日の1ヶ月前から予約を受け付けているのでお早めに！電話予約すると登録番号を発行されるので、必ずメモしておきましょう。ユーザー車検申請書に、この登録番号を記入する箇所があり、登録番号がないとユーザー車検の時間が必要以上にかかったり、最悪の場合にはユーザー車検画でいない場合もありますので、登録番号はとても重要です。

軽自動車ユーザー車検の手続き

軽自動車ユーザー車検にかかる費用は、普通自動車のユーザー車検に比べててもかなり安く、重量税、検査手数料、自賠責保険を合わせて3万円ちょっとで車検を通すことができます。ただ、古い年式の軽自動車で修理や部品交換が必要な場合には、あらかじめ整備工場などで整備しておくことをおススメします。ユーザー車検は誰でも簡単に車検にパスするというわけではないので、軽自動車検査場に持ち込む時には車検に問題なくパスできる状態であることが、軽自動車ユーザー車検には不可欠な要因でもあります。

　軽自動車ユーザー車検に必要な書類は、普通自動車のユーザー車検に必要な書類とほぼ同じです。車検証や自賠責保険、納税証明書などは常に車のダッシュボードに保管していますし、ユーザー車検申請書や検査手数老などは軽自動車検査場で購入できるので心配ありませんね。

　軽自動車検査場では初めてユーザー車検に挑戦する人も多いので、検査場の方が申請に誘導してくれたり、次はどこに行くように、と指示を出してくれるので、軽自動車ユーザー車検初心者の方でも安心してユーザー車検を受けることができるシステムになっています。

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