◆「DESERT TOWN TOUR 1991 /
ジキル」解説 〜
ジキルと言えば凄いメンバーが揃っていました!! まずドラムにはラルク・アン・シエルのドラマーであるユキヒロが在籍していましたね。ボーカルのタスク(板谷祐)はジキル解散後、スラットバンクスを経てクレイズに加入。ベースの飯田誠一は解散後即クレイズへ参加。ドラムの菊池哲は元デランジェの瀧川一郎とボディを結成しその後クレイズへ。ギターのケンはソロを経てクライベイビ−で活躍。そんなスゴ腕のメンバー達が、このジキルというバンドに揃っていたのです!! ではまずジキルの結成からこのビデオに収録されている「1991年7月3日のNHKホールライブ」までの歴史を振り返ってみましょう!!
★ジキル(Zi-Kill)結成から1991年までの足跡
1987.11
ギターのKEN、ベースのSEIICHIを中心にジキル(当時はG-Killと表記)結成。
1988.2 TUSK加入、都内ライブハウスでライブ開始。
1989.3.21
エックスのヒデに気に入られ、エクスタシーレコードからファーストアルバム「真世界〜REAL
OFTHE WORLD〜」をリリース!! 同時に名前をZI:KILLに変更。
1989.5「CHANGE OF KING
TOUR」スタート。ツアー中にドラムのMASAMIが脱退する。
1989.5.21 オムニバス「Emergency
Express」にジキルの「憂鬱」が収録。
1989.6.11 クラブ・チッタ川崎で行われた「Emergency
Express」のライブイベントに出演。当日新ドラマーとして元ゲリラのYUKIHIRO(現ラルクだよ)が加入!!
1989.8.2
MZA有明「ライブ・オン・ステージvol.2」に出演。「TERO」無料配布。
1989.9.2
日比谷野音「フーズ・ジェネレーション」に出演。「LAST THIS
TIME」無料配布。
1989.9.28 渋谷公会堂「エクスタシー・サミット」出演。「REAL
OF THE WORLD」無料配布。
1989.10.30 ホールワンマンライブを豊島公会堂で行う。
1989.11.8 大阪a.m.ホール・ワンマン。
1990.3.25 2ndアルバム「CLOSE DANCE」リリース!!
1990.3「CLOSE DANCE ON SALE SPECIAL
STAGE」と題した全国ツアーがスタート!!
1990.10.10
渋谷公会堂ライブ!! メジャー東芝EMIとの契約を発表!!
1990.12.28
クラブチッタ川崎でのライブ!! しかしこの日をもってYUKIHIROが脱退。
1991.3.6 シングル「LONELY」リリース。
1991.3.21 メジャーデビューアルバム「DESERT
TOWN」をリリース!!
1991.3.28 「ZI:KILL in DESERT TOWN
TOUR」スタート。この日元デランジェのTETSUがジキルに加入!!
1991.4.26 シングル「LONELY」ビデオクリップをリリース。
1991.8.1 武道館でレディース・ルームと共演。
1991.8.20 フィルムコンサートが全国で開始。
1991.9.27 シングル「HERO」リリース。
1991.9.24 ドラマーTETSUの脱退が発覚。
1991.10.9
1991年7月3日のNHKホール・ライブを収録したライブビデオ「DESERT
TOWN TOUR 1991」リリース!! (このビデオです)
以後ジキルは「TUSKの喉の故障」という理由によりツアーが全てキャンセル! 本当はレコード会社とのトラブルが原因だったようですね。(ドラマーTETSUはそのゴタゴタにより脱退したらしい) そしてジキルはしばらくの間、活動停止状態となったわけです。翌年1992年には新ドラマーとして元マグネッツのEBYが加入するわけですが、このビデオはVo.TUSK、G.
KEN 、B. SEIICHI、Dr.
TETSUという編成のライブを見ることが出来る、大変 "貴重"
なものとなっています。TETSUの重量感溢れるドラミングは見物ですね!!
初期ビジュアル系の大物バンド「ジキル」が繰り広げる、華麗で情感溢れる音世界をどうぞ御堪能ください!! ボーカルTUSKの歌唱力も凄いぜ!!
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