ミシェルペトルチアーニ・アーティストレビュー |
僕が初めて彼を知ったのは高校2年の時に衛星放送で見たジャズフェスティバルの映像でした。その頃はメタリカとかkornと言ったメタルが好きで聴いていたのですがたまたま放送を見て一瞬で虜になりました。 別にjazzが好きでもなくピアノが好きでもなくただただテレビから流れる音色に魅了し、その存在に圧倒されました。その頃は友達数人とバンドを組んで演奏をしていて担当はドラムでした。がドラムが好きというよいも音楽が好きなだけでありその頃の周りの友達は皆ギターの話だけでいわゆるギター小僧。そんな日々を過ごしてあのピアノと出会ってから自分の人生が変わったと言っても過言ではありません。 その衝撃から数年後東京に上京してインターネットの普及でミシェルを調べるようになり、アルバムを購入してはアンサンブルの音色に感動する毎日でした。 恥ずかしながら生まれながら初めて見たアーティストのライヴがエリッククラプトンを日本武道館で見たときでした。正直クラプトンというよりもバックのスティーブガッドが目当てで見に行った僕でしたがあのスティーヴがミシェルのアルバムに参加していることを知ったのは日本のブルーノートで行われた97年のライヴDVD。メンバーはミシェルペトルチアーニ(p).スティーヴガッド(dr).アンソニージャクソン(b)。あの3人のアンサンブルは本当に豪華で愉快で尊敬し合いながらの演奏でした。 時折彼の人生に興味を持つとピアノの音にそのまま現れているような感じがしました。彼は晩年ライヴにおいてはいつ死んでも悔いの無いようにと全身全霊演奏に全てを注いだそうです。 それは彼は心の底からjazzを愛しピアノという友達を持ちまた尊敬するミュージシャンと出会いそして演奏をする喜びを感じ今を生きていました。ただ生まれながら神様かなにか彼に与えられた試練は持って 20年しか生きられない人生。それでも彼は36年という人生を全うしました。今思えばミシェルは音楽は人生そのものと思います。 彼の奏でる音楽、アルバムや映像を見て聴いて自分なりに思うには今を楽しく生きたい、jazzが好き。ピアノが好き。お客さんにありがとう。です。 〜written by 音楽ライターkoba 〜 ・原稿依頼は→メール このページでは当店の「音楽ライター(の卵)募集!!」にて応募してくださったみなさんのライブレポ、レコメンド、ライナー等をお届けします。様々なジャンルのCD・アーティストについて音楽ライター達が本音で書いていますよ♪ ※現在、音楽ライターの卵募集は終了しております、ご応募されたみなさんありがとうございました! →アーティストレコメンドTOPへ戻る ◆アーティスト・レコメンド掲載アーティスト&音楽ライターメニュー |
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