JEFF BECK LIVE JAPAN 2000年12月5日東京国際フォーラムライブレビュー |
ジェフベックというロックギタリストは、3代ロックギタリストの1人である。 3代ロックギタリストとは、レッドツェペリンのジミーペイジ・エリッククラプトン・ジェフベックである。 ジェフベックは、昔、ロッドスチュワートと“フェイセズ”というロックバンドを結成してました。 それから、ジェフベックは、ソロギタリストとして、ギターインストゥルメンタル作品を数多く世に送り出した。 中でも、ギターインストゥルメンタルで初めてプラチナディスクに輝いた作品が“ブロウバイブロウ”である。 この作品は、ギターインストゥルメンタルで1番売れました。中でも、『恋人達の舗道』という曲は、ロックギターをプレイする人なら1度は、コピーするという定番曲である。 午後7:05頃始まった。とにかくギターの音に驚いた。今風の音色である。 ギターテクニックも相変わらずピックを使わないで弾いている。 ピックを使わないで、指だけであれだけ弾きこなせるのが凄い! 音質自体もピックを使って弾いている音質と何の変化もないのだから素晴らしい! とても55歳という年齢を感じさせないパフォーマンスとパワーである。 ファッションなんかもかなり若いスタイルである。 ギターインストゥルメンタルだけであれだけオーディエンスを引き付けるのは、困難な事である。 まさに、『ギター職人』とは、ジェフベックを筆頭に3代ギタリストのことを言うのであろう。 それ以降に登場したギタリストは、『ギターヒーロー』である。 ジェフベックの身体の周りには、職人的なオーラが漂っているように見えた。 ステージ構成もギターインストゥルメンタルとしては、最高である。 もっとシックな感じに構成されているのかと思いきや、ステージ上のバックには、顔のような物がありそれが、光るようにセットされている。さすがは、世界のロックギタリストのライブである。ライブのグッズなんかもかなり今風のデザインでセンスが良い物ばかりである。 もう1人気になった存在が、ジェフベックの片腕と言っても良いであろう。 去年のライブビデオを借りて見たところ、ジェフベックのバックで髪の長い女性がリズムギターをプレイしていた。 彼女の名前は、ジェニファーバトゥンと言う。ジェニファーバトゥンは、『女ヴァンヘイレン』と言われているギタリストである。ジェニファーバトゥンは、かなりのライトハンド奏法のテクニシャンである。最も、今回ステージで目に付いたのは、ジェニファーバトゥンのリズムのとり方が独特である。身体を前後に揺らしながらリズムとっていた。ある意味ジェフベックよりジェニファーバトゥンの方が目立っている面もあった。ジェフベックの右腕としてプレイしているのだからかなりのギタリストなのであろう。 最後に、また日本に来日したら、是非、見に行きたいものですね! いつまでもその若さとパワーでプレイして欲しいものですね。 今度は、ジェニファーバトゥンにリズムばかりではなく、ソロパートを弾かせてくださいね。 では、また会う日まで。 〜written by 音楽ライター関矢悦男 〜
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