BON JOVI ONE WILD NIGHT TOUR 2001.3.28横浜アリーナライブレポート |
日本人で“ボンジョビ”と聞いて知らない人は、少ないであろう。なぜなら、彼らにとって日本という国は、自分たちをメジャーにしてくれた国だからである。本国、アメリカでは売れなかったバンドが日本で売れたのである。 かつて、“クイーン”というバンドが同じような道のりを辿ったらしい。ボンジョビは、ジャンルとしては、ハードロックになります。中でも聞きやすい曲調が多いです。リードボーカルのジョンボンジョビを中心としたボーカル主体のバンドである。ギタリストのリッチーサンボラもなかなかのものではあるが、いま1つギターの音色に重みが感じられない。 ライブが始まる前にグッズを買ったんだがかなり時間がかかった。私の前にいるお客さんが、ボンジョビの熱烈なファンらしくありとあらゆるグッズを買い漁ってました。合計金額が、なんと¥70000でした。私は、開演時間の午後7:00ぎりぎりで買い終えました。今回のライブは、開門時間に問題ありですね!開門時間の設定ミスです。開門時間が開演時間の一時間前というのは、厳しい会場入りになります。せめて、二時間前に設定するべきです。余裕が欲しいですね! ライブが始まったのは、午後7:18頃である。今、思うと午後7:00丁度に始まらなくて良かったです最初に出てきたのは、何とあのハードロック・へビーメタル専門誌“BURRN”編集長の伊藤政則さんである。 おそらく、日本でハードロック・ヘビーメタルをこれほど知っている人は、いないであろう。とても驚きました。 伊藤政則は、MCで“今回のボンジョビのライブは、彼らにとってもファンにとっても特別なものになることでしょう。”と伝えていました。今回ライブ前に発売されたアルバムは、日本限定ライブ+ベストな選曲でした。私は、そのことを読んで今回のライブに足を運ぶことにしたのである。 それから、5分くらいしていよいよ彼らの登場である。その登場の仕方が、とてもユニークでした。巨大スクリーンに彼らが楽屋から廊下を歩きエレベーターに乗りステージ上に彼らが辿り着くまでの一部始終を映しだしているのである。とても面白い発想である。ステージ上に現れたジョンボンジョビは、格好良かった。あれじゃー、女にもてるに決まっている。 今回1番聞いてみたい曲は、“バッドメディシン”である。早くも二曲目に登場である。いやー!とても格好良かったです。“キープ ザ フェイス”では、ステージ両側にあるスクリーンに歴史的事件などが映し出された。まるで、“浜田省吾”のライブ来たような感覚になりました。選曲は、最初から飛ばしに飛ばしながらのロックばかりで後半少しずつアルバム“クラッシュ”からの曲が演奏された。アンコールでは、“レイ ユア ハンズ オン ミー”が歌われた。イントロがとても迫力があった。まさにライブでは、定番曲ですね。私は、バラードロックで好きな曲は、“アイル ビー ゼア フォー ユー”である。残念ながら、この曲は、演奏されなかった。 ギタリストのリッチーサンボラが、あれほど曲によってギターを替えて演奏するとは、思わなかったです。 かなり音色にこだわりがあるのだろうか?やはり、ギタリストは、音色にこだわらなければならないであろう。ただ、あれだけギターをかき鳴らしている割には、何か?アピール度が足らない。顔も格好良いしあれだけ弾けるのだから、もう少しファンをいい意味で挑発しても良いと思う。少しだけジョンの人気度を気にしているのかな? ステージ構成は、特に目立った点はないが、やはり世界のボンジョビという風格は、十二分に漂っていた。それは、オーディエンスの反応からも伺えることであろう。ボンジョビとファンが一体化していたことは、確実に証明された。おそらく、ハードロックバンドの頂点に君臨するであろう。 〜written by 音楽ライター関矢悦男 〜
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