★矢井田瞳アーティストレビュー
→音楽無料ダウンロードサイト
彼女の歌を聞くたびに、人を想う気持ちの角度の多様さにいつも驚かされる。感性が鋭いの一言では済まされない「ナニカ」を彼女は持っている。
洗礼されたメロディーラインと戯れるように声、想いを象徴する詩が楽曲の完成度を高めているのは言うまでも無い。
それは時に儚く、激しく、厳しく、優しく、葛藤であったり、心を癒すものであったりと哲学的かつ七色の虹のようだ。
彼女は一曲一曲を自分達の子供と例えてる事が多いが、どの曲にも愛情が注ぎ込まれていて、それがいちいち伝わってくるから聞いてるこっちも何かを感じざるえない。
ライブでの彼女はまるで水を得た魚のようにその小さな体を使い激しく、しっとりと自らの曲の演出に効果を与え、澄みきった目と声でオーディエンスの心に水面の波紋の様に広がり響く。
生まれる空間はまさしく彼女いわく「パワーの交換の場所」そこにはアーティストとお客の壁は無く、1つになれる時間に他ならない。
矢井田瞳はオーディエンスと交わる事で次なる楽曲の意欲を持って帰るだろうし、オーディエンスはその集大成を聴き届ける事でナニカを受け取り日常に戻っていく。
人は無限の可能性を秘めている。彼女がこれから内なる可能性をどのように展開して世に送り出してくれるのかと考えると、胸の高揚感は止まらない。
ずっといつまでも彼女を見て行きたい、彼女の曲を聴いていたい。そう、思わせてくれる貴重な表現者である。
〜written by 音楽ライター花木九里虎
→執筆依頼に関して
★☆★☆★☆★☆★☆
着歌着メロ取り放題帝国
☆★☆★☆★☆★☆★
↓着歌メロ最新音楽情報↓
ココにカラメでメルマガ登録♪
Copyright(c)
ザ音楽レビュー[ケータイサイト]