★TOUCH
ME(遠藤ミチロウ&中村達也)・ライブレポ!!
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【2002年8月15日(木)渋谷ON AIR WEST
「どうせウソだとわかっているさ!」TOUCH
ME(vo,g遠藤ミチロウ/ds中村達也)】
元スターリンの遠藤ミチロウ、元ブランキージェットシティの中村達也によるユニット、タッチミー。達也とミチロウでたっち・みいなんだそうな。演奏される曲目はミチロウのザ・スターリン、スターリン、ソロ活動時のもの。中村達也は18の頃、短期間だがザ・スターリンに在籍していたこともあり、2人の先輩、後輩のような掛け合いが面白い。
暴れっぷりも負けず劣らず。アコギをむちゃくちゃにかき鳴らし、弦を切りまくるミチロウに、スティックの破片をバキバキ飛び散らせながら本能のままにドラムを叩く達っちゃんに…。静寂の中、ドラムと、アコギと、ハーモニカと、ミチロウの声だけが響き渡るその光景は、観る者の動きを止める。フォークではない。パンクと言うには異質だ。予測不可能な音の連続が、一瞬たりとも見逃せない怪しい空気を放出する。
正直、前半はミチロウの声に達也のドラムがうまくのっておらず、聞きづらい感じがした。しかしその違和感も中盤には消え、迫力を増してゆく。まるで、どす黒く、得体の知れない生き物が迫ってくるようだ。
ときおり発せられるミチロウのコウモリのようなキンキン声と、ステージを照らす赤いライトの点滅が怪しさに拍車をかける。特に後半の「天国の扉」(ボブ・ディランのカヴァー)、「お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました。」には凄まじいものがあった。感動的ですらある。グロテスクなうえに、神々しいなんて。
〜written by 音楽ライター飯島久美子
→執筆依頼に関して
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