THOMPSON TWINS再考


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「THE BEST OF THOMPSON TWINS」というベストCDを最近買った。その価格1800円。
 3000円近く出して買った「LP」や「12インチシングル」の数々は、まだ棄てられずに手元に残っている…。

 昔からアメリカのロックより、ヨーロッパ、特にイギリスのロックが好きだった。私がいろいろ入れ込んで聴いていた当事は、テクノポップと呼ばれるジャンル全盛期。THOMPSON TWINSの音楽も、ふんだんにシンセサイザー(当事は最先端だったんだってば)などを取り入れ、また異国情緒を感じさせるほかのバンドにはないワールドポップの匂いがして好きになった。

 また、曲が映画に使われることも少なくなく、映画好きの私には身近に感じられたのだ。
 「HOLD ME NOW」「LAY YOUR HANDS ON ME」は今聴いても新鮮で切なくて懐かしい。「KING FOR A DAY」の「もし一日だけでも王様になれたら全てを捨てて君のもとへ走ろう」という下りは、彼の国の、一人の女性のために本当に王位を棄ててしまったかつての王様を思わせ、ビートルズの名曲「REVOLUTION」を大胆に彼ら流にアレンジした一曲に、当時見たライヴPVを思い出す。

 お恥ずかしい話だが、ファッションも真似しました(笑)。限界があったけど、おっきなフープピアスをつけたり、妙な色のマニキュアを塗ったり。

 ‘80年代は洋楽・邦楽とも名曲の宝庫だと思う(現にテレビCMのBGMは昨今の曲よりこの時代の曲を使っているほうが多いような気がするのだが、いかが?)。

 今から再度この年代の曲を聴き直すのもいいかなぁ、と思っている。むろん、活動の途中で3人から2人になってしまったが、THOMPSON TWINSのほかのアルバムも。

〜written by 音楽ライター暮林七香
執筆依頼に関して


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