柴田淳アーティストレビュー【本音】

★柴田淳アーティストレビュー

2001年10月にシングル“ぼくの味方”でデビューした女性ボーカリスト、柴田淳は、現在まで6枚のシングル（1枚はインディーズ）と2枚のアルバムを発表しています。

どこか中性的なルックスと、切なくも力強さを持った歌声も魅力的ですが、やはり彼女が書く詩に注目したい。誰もが1度は経験する恋愛や、困難な事に直面した時の思いを歌詞にして、しっとりとした曲に乗せて歌っています。

シングル曲の“片想い”では、仲の良い異性に対して恋心を抱いてしまった女性の日々を、3人の登場人物（私、あなた、あなたの彼女）、それぞれの想う気持ちと想われたい気持ちを、隠す事なく赤裸々に表現し、聴く者を一気に引き込みます。

淡々と歌っているのにふと胸に迫るもの、それこそ彼女の魅力ではないでしょうか。20代の女性を中心に、着実にファンを増やしているという彼女。今年はコンサート活動にも期待したい。

～written by　音楽ライター杉山テツヤ
→執筆依頼に関して

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