中村一義ライブレポ〜2002/5/20


音楽無料ダウンロードサイト


2002.5.20(月) 中村一義 博愛堂 tour  SHIBUYA-AX

中村一義の初ライブツアー@渋谷AX行ってきました!デビューして5年、やっとのことで会えた中村君は、とても優しい印象。キリリとした目元なのに、何故かキツイ印象は受けない。1曲目は「犬と猫」!「ど〜ぅお?」の掛合いを大声でしてスタート。

うわ〜ナマ一義だ〜とアドレナリンも一気に上がる!続く「ショートホープ」で、会場のテンションも一気に上昇!CDではくるり@岸田氏のクレイジーなギターが映える1曲。でもライブはもっと最高!今までずっとCDでしか聴いてこなかっただけにものすごく新鮮だったし、意外にも一義君はめちゃくちゃROCKだった!!バンド100式のおかげも多大にあるだろう。

メンバー間の仲が良い暖かな雰囲気が伝わってきた。新曲も2曲やってくれた。途中からギターを降ろして、★型のピンクのタンバリンを持って「ロザリオ」を歌ってくれた。ピョンピョン飛び跳ねて、ステージを駆け回って〜可愛い!! 彼の曲には「や〜や〜や〜や〜や!」とか良く分からない謎の掛声がいっぱいあるんだけど、それがまたいいんだなぁ。素敵なメロディに無理に意味のある言葉を乗せなくたって十分楽しいんだと言うことを彼に教えてもらった気がする。

 一義君の曲の特徴その2は、ファルセットがすごく多いってこと。それもライブで再現してくれてたけど、決して上手いと言う部類ではないのに、すごく心打たれる。大好きな「君ノ声」は特に嬉しかった。「ララララ…」の掛合いも大声で歌った。その後、一気に「1,2,3」と「キャノンボール」で本編終了。大好きな曲の連発でもう大興奮!「キャノンボール」はすごくライブ映えする1曲。「そこで愛が待つ故に…」の大合唱は圧巻でした。歌う度に励まされる曲だね。やっぱ世の中愛だよ、愛!!
 アンコールで聴いたのは、インディーで発売したカバーの「恋は桃色」。ほのぼのしてて彼の魅力が最大限に引き出された1曲。次はアコースティックコーナーで、みんな前に出て来て座りながら「ハレルヤ」。「みんな一緒に歌ってね!」って言われたらもうみんな歌うさ〜! 最後には椅子の上に立ち上がって、客席にマイクを向けて…その姿が本当に愛おしかった!

 彼に関して語る時は、必ず「愛」と言う言葉が出て来るってくらい、「愛」の似合う人。それは歌を聴いていても良く解るし、昨日ライブを見てより納得した。彼はご両親じゃなくおばあちゃんに育てられたと言う経歴の持ち主だけど、そう言う人だからこそより強く「愛」を求めているのかもしれない。でも、それが歪んだ愛情表現じゃなく、こんなにも誠実で純粋な愛を表現できる人になったって言うのは素晴らしい。

彼が「愛」を語ると何よりも説得力があるのはそのせいだろうか。笑顔で「また会おうね!」と去って行った。会場からは拍手が鳴り止まず…。とても素晴らしい、心が温まるようなコンサートでした。中村君の愛がいっぱい伝わってきて涙が溢れてきた。全身で愛をぶつけて来てくれた中村君に心をこめて、ありがとう。

〜written by 音楽ライター 美愛(Michika)
執筆依頼に関して


★☆★☆★☆★☆★☆
着歌着メロ取り放題帝国
☆★☆★☆★☆★☆★

↓着歌メロ最新音楽情報↓
ココにカラメでメルマガ登録♪


Copyright(c)
ザ音楽レビュー[ケータイサイト]