オヴァル(マーカス・ポップ)CDレビュー


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待ちに待ったオヴァルことマーカス・ポップの新作、といっても今作は日本人クリエイターのエリコ・トヨダとの新ユニットである。

近作「オヴァル・コマース」は哀愁漂うメロディに複雑化する加工処理と金属的ノイズが見事に絡み合う魅力的なアプローチをし、マウス・オンマーズの片割れヤン・ヴェルナーとのユニット、ミクロストリアの「モデル3.ステップ2」ではギターやベースといった楽器の導入もダイレクトに行い新しい電子音楽の新境地を開いた。

そんなオヴァルの新しいプロジェクトがこのSOである。本来オヴァルが持つ繊細で優美なメロディとエリコ・トヨダの女性ならではの美的センスが見事に混じりいり、オヴァルが今までリリースしてきた作品の中でもメロディの良さは一、二を争う秀作。エリコ・トヨダのギターとオヴァルのベースといった生楽器も導入し、ポスト・ポップ・エレクトロニカの大推薦アルバム。

ここ数年でアンビエンス的アプローチをするクリエイターは急速に増えていますが、全てはオヴァルから始まったといっても過言ではない。迷わず、聴くべし。

〜written by 音楽ライター・ウチダジュンイチ
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