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ヴィジュアル系バンドというジャンルは、音楽性に繋がるものではない。でも、そんなことはどうでもいい。要は、そのバンドのエネルギーがカッコイイかどうかが重要だから。
4月8日大阪の「なんばHatch」で行われた「Nameless Liberty,Six Guns・・・」と題されたこのこのツアー。主役となるのはまだインディーズで活動している「Gazette」だ。
会場には超満員のオーディエンス。90%以上が女性、さらに10代を中心とするファンがメンバーの登場を待ちわびている。そして、予定時刻を15分ほど過ぎてから、暗転したステージにメンバーがゆっくりと登場。叫びとも悲鳴とも現せないような歓声が会場に響き渡る。俗に言われる熱狂的なファンたちが今日のこの時をどれほどまで待っていたのかが、自分の背中にも伝わってきた。
2月に発表されたアルバム「NIL」からの曲を中心に、会場が一体となっていく。耳に残りやすいやさしいメロディの中にも、重厚なサウンド。演奏面ではまだ荒い部分があるけれども、それを圧倒するほどのステージパフォーマンス。1曲ごとに彼らの世界観に引き込まれていくのが実感していく。
コアなファンという表現が正しいのかはわからないが、それぞれの楽しみ方の中でも、彼らが放つ曲を全身で受け止め、それを全力でぶつける。周りなんかどうでもいい。自分が楽しければそれでいい。そんな彼女たちの姿をみていくだけで、単純に気分がスッキリしていく。
ビジュアル系と縛り付けられている彼らにとって、やはり、一番その存在を理解してくれているオーディエンスと向き合える空間が、彼らの一番素直になれる場所だと思う。そんな当たり前のことがふと脳裏によぎった。インディーズだろうが、ビジュアル系とか関係ない。彼ら5人が全力でパフォーマンスをすることに意味があるんだと。そんな多少がむしゃらでも一生懸命な部分がとってもかっこよく見えた。
メジャーにはまだ少し時間をかけてくるだろう彼らのこれからの成長がとっても楽しみになった。そんな大阪の1夜だった。
〜written by 音楽ライターtaka
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