Big Wreckアーティストレビュー


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ラウドロック、ミクスチャーと呼ばれるジャンルでは、今でもコーン、リンプビズキット等のスタイルが主流だ。極限まで歪んだサウンドに、ラップスタイルのヴォーカルをのせ、低音を駆使したグルーブを産み出す。

メロディの軽視というよりも、極端なまでの『ノリ』重視である。そんな流れの中に合って、歪んだサウンドと、構築されたメロディと、ヴォーカルラインを持って、音楽の名門バークリー音楽院から登場したのが Big Wreckだ。

 4人組でありながら多才なメロディを持ち、プログレッシブなアプローチで、ラウドロックを解釈すると、こういう答えが出る。そういった見本のようなバンドだ。

日本で紹介されているアルバムは彼等にとってのセカンドアルバム 『The Pleasure and the Greed』のみだが、キングスX、ドリームシアター等のプログレッシブメタルのバンドと比肩する、との評価を得ている。

実際に1曲目の『inhail』のイントロから、変拍子や複雑なリフなどに圧倒されるが、決して、暴れることの出来ない音楽では無い。複雑な作りにも関らず、キャッチーさと重さが共存する一曲だ。

 アルバム全体を通して言えることだが、熱い。声、リフ、音圧、どれを取っても熱いのだ。ミクスチャーとは呼べないかも知れないが、これからのヘヴィーサウンドにおいて、純粋なメタル魂と重たい音重視のノリ、さらに作り上げられた楽曲を組み合わせたサウンドが、新しい流れになれば良いと思っている。

そういった意味で、ファーストアルバムも日本で発売して欲しい。

〜written by 音楽ライター 堀口鉄太郎
執筆依頼に関して


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