★ザ・スミス プロフィール
美しい、とにかく美しい、その言葉以外見つからない・・・。80年代初頭UKミュージック・シーンに彗星の如く表れたモリッシー(Vo)率いるネオアコースティク・バンドがこの「ザ・スミス」だ。
透明感溢れるサウンドとメロディーはもちろんだが、当時のイギリスの低階級層に蔓延した歪んだ社会に対する「鬱憤」と「不安」と「絶望」を歌のテーマとし、若者達に絶大な人気を誇ったのだ。
日本のバンドに例えればブルーハーツやスタークラブの歌詞に、フリパーズ・ギターの綺麗過ぎるサウンドが付いたという感じかな? 例えが凄いけどさ、そういう感じw
最大の問題作となったアルバム「クイーン・イズ・デッド(女王様は死んだ)」では、王室非難というタブーを公然とやってのけましたからね〜。もちろん全世界で大ヒット!! こんなとんでもないバンドですが、これぞ真の「ロック」と言えるのではないでしょうか。
しかし社会派バンド・反体制派バンドといえば確かにそうなのだが、音楽的にはかなりしっかりしていてモリッシーの「歌詞」「メッセージ」が英語で分からなくても、サウンドとメロディーのみで誰もを満足させる素晴らし過ぎるバンドですよ。ジョニー・マーのギターワークも素晴らしいです!