★ニルヴァーナ・プロフィール
グランジ、オルタナティヴ・ロック界のカリスマ、カート・コバーン率いるニルヴァーナ!! 鬱憤と不満を一気に吐き出したかのような初期衝動溢れる狂気を宿ったロックンロールが炸裂しています!!
激しいといえば激しいロックなのですがスラッシュメタルやハードコアパンクとはまた違った趣ですよ。憂鬱が充満する心から吹き出した不満と苦悩を、『芸術』という域まで昇華させた音をしていますね。
彼らのメジャーファーストアルバム「NEVER
MIND」は、まさに90年代ロックシーン最高傑作と呼んでも差し支えありません。インディーズ時代のアルバム「BLEACH」も文句の付けようがないほどの傑作! はっきり言って70年代末パンクムーブメントからこれほどまでにインパクトを放ったロックは出て来ていませんでしたから!
退廃感漂うけだるさと、怒りと不満を思いっきり吐き出したような感覚が同居する絶妙の音。歌詞もまた痛い、痛すぎる、まさにロック(=反体制)の鏡!! うん、このスタイル、この方向性、この初期衝動、本来ロックとはこういうものなんだよな。
なぜ楽器を手に取りロックを始めなきゃならなかったのかという「必然性」が、彼らの音楽世界の中にとぐろを巻いて充満していますよ。そしてそれは彼らの「心」の中の状態でもありますね。まぁ犯罪に走るよりはその気持ちを『芸術』として表現し気持ちをぶつけていった方がぜんぜん良いですからねw
さてニルヴァナのメンバーを紹介しましょう! カリスマ・カート・コバーンに、クルス・ノヴォゼリック、デイヴ・グロールの3人組で、1994年カート・コバーンの自殺によりバンドは突如終焉を迎えてしまいました。
短い活動期間でありながら、また発表アルバムの枚数も少ないですが、世界ロック史には絶対に欠かせないバンドに成長しました。カート生前もニルヴァーナはカリスマ的存在感を放っていましたが、自殺後は完全に『神』の域までに達しています。「ロックの神様」ですけどね。ロック界では常識となっていますが、カリスマ的スーパースターは早死にするんですよね。だからカートの死は予想、いや予知できましたよ・・・。