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ホームシアター虎の巻 > ホームシアター時代の幕開け〜ホームシアターの歴史 > HI-FIビデオ登場〜ホームシアター時代の幕開けそしてHI-FIビデオ(ハイファイビデオ)デッキの登場というのも、家でビデオの映画や音楽を楽しむという新しい娯楽の普及に一役買っていると思います。 HI-FIビデオデッキが普及しだしたのは確か1988年頃(登場は1983年です)からだと思います。自分も今まで使っていたモノラル音声のHQ(ハイクオリティ)のビデオデッキを卒業して(故障したのです)、HI-FIのビデオデッキを1988年に購入したんですね。 当時7〜8万したんですが学生にとってはホント高級品でしたよ。HI-FIビデオデッキ自体持ってる人少なかったのですが、自分の場合ロックの大ファンだったこともあり楽器を買うような感じで導入しましたよ。まぁロックバンドでバリバリにプロ目指してたので、ステージアクションの研究wのためにビデオデッキは重宝してたんですね。ない金はたいて買いましたよ! そういえば購入したHI-FIビデオを配達に来てテレビとのセッティングをしていった業者の人が、ビデオデッキ故障したから新しくHI-FIビデオデッキを買ったと言ったら、凄い顔してましたよ。まるで強烈なイヤミを言われたような顔・・・w 今でもあの凄い顔覚えてるよ。 まぁ当時ビデオデッキというのは高級品だったから、故障したビデオを修理に出さないで「新品に買い換える」という行為は言語道断という雰囲気がありましたからね〜。その新品ビデオデッキを届けに来てくれたオッちゃん、学生の身分でなんなんだよ〜とかかなり怒ったんではないでしょうか。 それでHI-FIビデオデッキではじめて見た聴いた感想ですが・・・これはこれはビックリするほど凄い感動がありました!! これは大袈裟でもなくホント正直な気持ち、音の良さに鳥肌がたつほどの感動が体中に走りましたよ! 今まで聴いてきたモノラル音声の音とは大違い、表現しようのない抜群の音質がそこに現出したんですね。 これはテレビの音声から聴く分には分からないのですが、ドデカいスピーカーも揃ったシステムコンポで自宅シアターを楽しんでたから、一発でその音の良さ・違いが分かりました。臨場感抜群、まさに感動的でしたね。(1988年当時の話しですが結構最先端のシステム構成だと思います) それでこの劇的な感動を味わった「HI-FI(ハイファイ)」というのはどういった意味なのかというと、英語で言う「High Fidelity」の略語で高忠実度、高再現性という意味なんですね。直訳的にはノイズや歪みを最小限に抑えて原音を忠実に再現するという意味です。簡単に言えば非常に単純ですが『イイ音』というのがハイファイなんですよw どんなに耳がバカな人でも、ある程度のスピーカーで聴けば一発で分かりますよ。 このハイファイビデオデッキがリーズナブルな価格で登場したことも、家で映画や音楽を楽しむという新しい娯楽の普及に間違いなく一役買いましたね。画面の大きさはそのままでも、音だけでも変われば劇的にビデオで見る映画やコンサートの印象はガラッと変わりますもん! ハイファイビデオの登場は本当に感動的でしたよ。 因みに80年代後半当時というのは、大画面テレビというのはまだそれほど普及していなかったですね。自分の回りでも持ってたのは医者の金持ちの息子だけでした。これホントw ■ホームシアターお役立ち情報【宅配レンタルサービス特集】 ■ホームシアター虎の巻について |
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