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ホームシアター虎の巻 > ディスプレイについて > 液晶ディスプレイとは液晶ディスプレイは英語で『Liquid Crystal Display』と書きLCDパネルとも呼ばれています。その名の通り液晶を利用したディスプレイであり、テレビの他にもノートパソコンや携帯電話、デジカメなどにも使われ広く普及してる製品です。 液晶ディスプレイはプラズマディスプレイと違ってそれ自体は発光せず、反射光やバックライトの光を当てることにより映像や画像を表示をします。液晶ディスプレイの構造を簡単に言えば、透明な特殊液体(ネマティック液晶)が2枚のガラス基板で挟み込みこまれており、これに電圧を加えることにより映像を表示させることができるんですね。 液晶ディスプレイの特徴は消費電力が小さいことであり、長時間見る場合はプラズマディスプレイに比べ電気代がリーズナブルとなります。電気代節約を優先するなら液晶ディスプレイを選ぶのが良いでしょう。※ただ消費電力が小さいとは言ってもバックライトの量等でも変わってきますので、必ずしもプラズマディスプレイに比べ電気代が安くなると言うわけではありません。またどちらの方式を使うにしてもディスプレイの大きさでも消費電力は変わってきます。 そして液晶ディスプレイとプラズマディスプレイの違いは画面の大きさという点にもあり、30〜40型未満のディスプレイで構わないのであれば液晶ディスプレイ、40型以上だとプラズマディスプレイという選択になりますかね。ただ30〜40型くらいの大きさではどちらのディスプレイも混在していますので、このクラスの大きさを希望するとなるとやはり両方式の特性から選ぶという形になります。またプラズマテレビは大型になればなるほど液晶に比べ値段が割安になるという特徴もありますよ。 液晶ディスプレイはバックライト方式のため、コントラスト感が非常に高い鮮明な映像を映し出すことができます。そしてディスプレイの寿命も長く、消費電力の面共々、今、大流行の『節約』という観点から見ても魅力がある製品です。 ただ良い点ばかりではなく問題点もやはり有り、プラズマディスプレイやブラウン管テレビに比べて画像の応答時間が遅いという点が挙げられます。要は早い動きのシーンなどでは残像が残ってしまうということですね。粘質の液晶を使用したディスプレイのためこの点は仕方がないのですが、しかし最近の液晶ディスプレイはこの問題も限りなく克服されており、よほどのことがなければ気にはならないと思います。 また最近では改善されてきましたが液晶ディスプレイは視野角の問題も持っております。斜めから見ると色彩が明るさが変わってしまうんですね。そのため大勢で見たり、正面からだけではなく斜めからテレビを見たいということを優先するのであれば、液晶ディスプレイでなくプラズマディスプレイの方がお薦めです。※しかしこの問題も応答時間と同様改善されてきており、液晶ディスプレイの視野角は広くなってきております。 そして液晶ディスプレイにはドット落ちという問題も昔から付きまとっていますが、これはもうほとんど問題にするほどの問題ではないでしょう。ドット落ちとはいってもごく微少で、映像を見る分にはほとんど問題にはなりません。 ■ホームシアターお役立ち情報【宅配レンタルサービス特集】 ■ホームシアター虎の巻について |
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