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ホームシアター虎の巻 > ホームシアター時代の幕開け〜ホームシアターの歴史 > DVD誕生〜ホームシアターブームの幕開けお次はホームシアター界の真打ちDVDの登場と行きましょうか! 1987年からのレンタルビデオ店の普及や市販ビデオの価格破壊、HI-FIビデオ登場にレーザーディスクの普及、そしてビデオデッキの価格が劇的に低下したことなどにより、自宅で映画やミュージックビデオを楽しむ全く新しい「ホームシアター」という娯楽が誕生したわけですが、現在言われている、というか定義付けられている「ホームシアター」というのは、1996年のDVDの誕生がきっかけなんですね。 DVDの登場がホームシアターブームの幕開けと言っても過言ではないでしょう! まぁそれまでのHI-FIビデオやレーザーディスクで楽しむホームシアターというのは、その後から始まる本格的ホームシアターのイントロダクションみたいなものかな。 なぜならホームシアターという名が表すとおり、家(ホーム)で限りなく映画館・劇場(シアター)の感覚を体感するためにはDVDはもうなくてはならないものなんですね。5.1チャンネルのサラウンドという完全独立した6つの音声記録をドルビーデジタルで可能としたDVDは、映画館(シアター)に匹敵する音響効果を家(ホーム)でも再現可能としたんですね。 またDVDのデジタル圧縮技術MPEG2は画質劣化も少なく解像度は720×480ピクセルという高画質!! そして複数の字幕の収録やマルチアングルもDVDの売り!! このようにまるで映画館を家の中に出前したかのようなシステムをDVDというメディアの登場により可能になったわけです。 ※まぁでもDVDではなく普通のビデオで2本のスピーカーでステレオ再生して、ある程度の大画面で映画やミュージックビデオを楽しむというのも十分「ホームシアター」だと思いますので、プラズマ大画面に5.1チャンネルの6本のスピーカーなんかでシステム構築してないよという人もご安心(?)くださいませ。ホームシアターの定義というのは人それぞれだと思いますので♪ DVDの特徴というのは他のトピックで詳しく説明しますが、複製防止技術やリージョンコードの存在、そして片面2層での収録が可能というのがあります。片面2層というのは片面同じ面に1層目と2層目があり、1層目の再生が終わると版を裏返すことなく2層目にすぐ行けるということです。盤が2層構造になっているため、レーザーディスクのように途中で裏返すというしちめんどくさいことをしなくてもいいんですね。しかもCDと大きさが同じでコンパクト!! これだけでもDVD登場の前に人気を誇ったレーザーディスクよりも断然扱いやすいメディアなんです。 尚、ここでいうDVDというのは、DVD-Audio、DVD-ROM、DVD-R、DVD-RW、DVD-RAMとDVDにもいろいろ種類があるのですが、映画やロックライブが収録された「DVD-Video」ですのであしからず。 ■ホームシアターお役立ち情報【宅配レンタルサービス特集】 ■ホームシアター虎の巻について |
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