◆「Hysteric to Eden /
遠藤ミチロウ」解説 〜
出ました、激レア!! メジャーではなくインディーズリリース、マジで超貴重なビデオ作品ですよ。発売元は80年代半ばインディーズパンクビデオのリリースでお馴染みだったscanning
poolです。遠藤ミチロウがスターリン解散後のソロ転向時、1986年に世に送り出した混沌とした摩訶不思議なアート感溢れる作品ですよ。ソロ転向後は「サイケデリック」路線になりましたが、スターリンのニオイはかなり残っています。このビデオには渋谷公会堂でのライブも収録されていますが、ルックス的にはスターリンのまんま!! ソロになったんだからちょっとイメチェンすりゃあいいのに、あのメイクですよ(笑) まぁ音はかなり変貌を遂げて新サウンドで勝負してきてるけどね。ライブではギターは下山が弾いてんのかな。確かではないけどパッと見、ルースターズ下山のような感じだね。
当時ミチロウ36才、スターリン結成したのが30才の時だからね、才能はいつ花開くか分かんないよね。彼の内なる狂気をいい意味で昇華してるよね。スターリンで社会に毒づき凶暴性の極限をきわめ、直後のソロでとうとう頭が完全にイッちゃったなと当時思ったんだけど(笑)、その後1987年ビデオスターリン名義でスターリン復活、1988年には正式にスターリン復活して、ミチロウの芸術表現を終わりなく堪能できたので良かったな。因みに1992年からはフォーク路線になり、ギター一本で全国を回ってます。
では長年のキャリアを誇る遠藤ミチロウのカオス的音楽世界をどうぞご堪能ください。マジで貴重な映像ですよ!!
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