「破滅に向かって(Vol.1 & Vol.2)」1992.1.7 TOKYO DOM LIVE 〜VISUAL SHOCK Vol.4 / エックス

■ビデオ収録曲
●Vol.1
1.WORLD ANTHEM
2.SILENT JEALOUSY
3.SADISTIC DESIRE
4.DESPERATE ANGEL
5.STANDING SEX
6.WEEK END
7.DRUM SOLO
8.HIDEの部屋
9.VOICELESS SCREAMING
10.PIANO SOLO 〜 ES DURのピアノ線
11.UNFINISHED
●Vol.2
12.CELEBRATION
13.オルガスム
14.紅
15.JOKER
16.X
17.ENDLESS RAIN
18.SAY ANYTHING & ENDLESS RAIN (CLOSING S.E.)

■発売元・Ki/oon Sony Records
■1992年発売
■収録時間180分
■定価10,000円
■種別・ライブ
■2本組
■豪華オールカラー40ページ・ハードカバー・ブックレット付

◆「「破滅に向かって(Vol.1 & Vol.2)」1992.1.7 TOKYO DOM LIVE 〜VISUAL SHOCK Vol.4 / エックス」解説 〜

〜ビデオにインクルードされているインナーより〜

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　遂に歴史的なX東京ドームLIVEのLIVE VIDEOがリリースされた。このビデオをみてもう一度貴方の心の中のアルバムを開いてもらいたい。
　20ヶ所14万人を動員したVIOLENCE IN JEALOUSY TOURは'91年12月20日の武道館のFILM GIGでファイナルを迎えた。(何とFILM GIGのラストには、メンバーが出現!!) TOUR中には、様々な壁がメンバーの前に立ちはだかったがXはそれをものの見事にぶちこわして、そして東京ドーム3DAYSのステージに立ったのである。
　東京ドーム3DAYS、日本のアーティストとしては初めてのこの試み、そしてXとして初のアリーナクラス3DAYS LIVE ! "本当にできるのかな?" 正直不安だった。そして3DAYSが終わったあとにその不安は感動に変わり、僕は言葉を失った。思えば、Xの歴史は大きな壁(それが外部から作られたものであっても、自ら作ったものであっても)を見事なまでにぶちやぶり続けてきた歴史であったような気もする。
　さあ、アルバムを開いてみよう。総立ちのFAN、美しいLIGHTING、TOSHIのMC(でっかい真心が貴方にも届いているはずだ)、PATAの笑顔と渋さ、TAIJIのクールでそれでいて熱いPLAY、狂気の中の芸術を感じさせてくれるHIDEの部屋、まさに "夢の中にだけ生きて" いる様なYOSHIKIのDr.SOLOそしてPIANO SOLO。XのSOUNDが、美しく時には哀しく響いてくる。5万人のWAVE、メンバーには内緒で用意された風船、Tシャツをぬぎすてるカメラマン、そして5万人+5人の大合唱と涙・・・。
　このビデオに収められている何千ものCUT全てがXと、STAFFと、そして貴方達が作り上げてくれたものである。・・・THANX。
　LAの部屋で、メンバーとこのビデオを観た。YOSHIKIが言った。"ファンが歌っている画って本当に感動するよね" メンバーみんなが、貴方達の画を見て本当に楽しそうな、満足気な顔をしている。
そして、残念ながら会場に来られなかったビデオの前の貴方の顔も、メンバーの瞳にはうつっているはずである。
　思い切り泣いて、そして歌って欲しい。そして、自由な楽しみ方でこのビデオを観て欲しい。メンバーにもきっと貴方の思いは届いているのだから・・・。

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　では嵐の中を死ぬまで全力で突っ走るような破滅的Xの美学をどうぞ存分に御堪能くださいませ!!　静と動の両極端なマクロ世界が、貴方を必ずや感動の嵐の中へと導くであろう・・・。