◆「「アリスの招待状
〜チェシャ猫ホテルへようこそ」バウ・ミュージカル・コメディ /
宝塚歌劇団」解説 〜
●宝塚歌劇雪組 バウホール公演
『「不思議の国のアリス」そのままのムードが売り物の観光村で、入り組んだ人間関係が巻き起こす奇想天外なラブ・コメディ!
』
【ストーリー】
フリーライターのジャックは気楽な独身貴族でプレイボーイ。彼はアーネストというペンネームで旅のエッセイなどを書いている。ある時、面白半分に応募したクイズに当選、「チェシャ猫ホテル」への招待状が届く。そこは「不思議の国のアリス」そのままの建物、暮らしが売り物の観光村。彼はアーネストの名前でホテルへ出発する。
その村の大地主は先代の一人娘メアリーといい、結婚を間近に控えていた。婚約者のチャールズは、村に近代的な自動車工場を建てようと計画、それを知った村人たちは大騒ぎをしていた。何とかメアリーがチャールズに愛想を尽かす方法はないものかとホテルの支配人が悩んでいるところへ登場したのが、美男子アーネスト。彼にプレイボーイの素質を見込んだ支配人は、メアリーを誘惑するように頼み、事情を知ったアーネストはその申し出を快諾する。
そこへアーネストの親友マイケルが姿を現す。彼はカジノでのいかさまがばれて、ギャングから逃げてきたのだという。アーネストは仕方なく、マイケルを同室にしてやることにした。
そうこうしているうちに、メアリー一行がやって来た。だが、二人は顔を合わせるなり部屋へ引っ込んでしまう。
実は、アーネストとメアリーはかつて駆け落ちまでしようとした仲だった。しかし、相手が約束の時間になっても現れなかったので、お互いに裏切られたと思い込んでいる。アーネストはメアリーに仕返しをするため、「自分には双子の弟ジャックがいる、弟がアーネストを名乗っていたのだろう」とウソをつくが・・・。
【主な配役】
アーネスト・ミルトン(フリーライター。本名はジャック・ウィルキンス。気楽な独身貴族でプレイボーイ)・・・高嶺ふぶき
メアリー・ボブソン(大地主の後継り娘でチャールズの婚約者。アーネストの元恋人)・・・貴咲美里
マイケル・ジョーダン(アーネストの親友。情報屋)・・・和央ようか
デーモン・マーチ(チェシャ猫ホテルの支配人)・・・亜実じゅん
チャールズ・アドラー(実業家)・・・泉つかさ
ヘンリー・シェイコブ(考古学者)・・・矢吹翔
オーガスタ・エンジェル(メアリーの伯母)・・・朱 未知留
シスターK(謎の尼僧)・・・美々杏里
ジェーン・ピアース(セシリーの絵の先生)・・・香月麻里
リチャード・ロス(ジェイコブの助手)・・・葉月れい
シスターJ(謎の尼僧)・・・汐美真帆
セシリー・ウィルキンス(アーネストの義理の妹)・・・愛田芽久
|