◆「an aphrodisiac /
デランジェ」解説 〜
妖しく艶やかに光り輝く初期中の初期インディーズ時代のデランジェ映像が収録された、とんでもないほどの超貴重アイテムがこの「an
aphrodisiac」です。現CRAZE、元Bodyの瀧川一郎(G)、同じく菊地哲、現BUG、元ダイ・イン・クライズのKyo、元FixのSEELAというロック史上に名を残すそうそうたる顔ぶれ!! 元ストロベリー・フィールズのフーやんがボーカルやってる頃もデランジェ人気はインディーズで物凄く高かったですが、Kyoがサーベルタイガー(hideの昔やってたバンド)より新加入してからは音楽性もガラッと変わり時代性ともマッチして大々ブレイク!! 因みにこの時代性というのは、ちょうどこの頃バクチクがメジャーで人気大爆発したからです。このバクチク現象以降、日本音楽シーンが劇的に変わっていきましたもん。キュアーやバウハウス等のブリティッシュ・ニューウェーブの影響を濃く持つバンドが一気に脚光を浴び、新しいバンドもドンドン結成されていきました。それまで80年代中盤ZOA、アサイラム、YBO2、オートモッド、マダム・エドワルダ、G-シュミットらの同系のバンド達もいましたが、やはり『アンダーグラウンド』以外の何物でもなかったですからね。(個人的には凄く好きで聞き込んでたんだけど)
まぁいわゆる「時代が追いついてなかった」ということなんですが、バクチク現象で一気にこの系統が脚光を浴び、続くデランジェの大ブレイクにより日本音楽シーンでこの系統が初めて売れ出したんです。この2バンドの功績は多大ですよ。
うんで、話しを戻しましょう! このビデオ、一発目の「LA VIE
EN
ROSE」から瀧川"CIPHER"一郎のあまりにも妖麗で美しき姿に脱帽してしまいまっせ〜。KyoちゃんとCIPHERのキスシーンも収録され、危なさも全開となっています。ビデオクリップ撮影で何発NG出したのでしょうか? 『アート』としての完成度を上げるため二人とも禁断の初挑戦だったのでしょう。。。 これをきっかけに禁断の世界に入り込んで行かなくて良かったですね(笑) 続くPOPでメロディアスなビートナンバー「LULLABY」も超カッコイイ演奏シーンを見せてくれます。とにかく演奏が上手いよね、デランジェ!! バクチクと当時よく対比されていましたが、演奏面に関しては間違いなくデランジェの勝ちでしょう!(笑)
ではデランジェ初期インディーズ時代の脳がギリギリいうほどの超貴重映像を、ぜひ御体験くださいませ。後生に多大なる影響を残した、ビジュアル系の原型がここにあります!
SEELA×B
KYO×Vo
TETSU×Dr
CIPHER×G
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