◆「Jack Off /
スリー・アイズ・ジャック」解説
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スリー・アイズ・ジャックとは90年代前半に活躍したビジュアル系バンド・・・いや「ロックバンド」です! ハードからポップまで楽曲的にいろいろやっていますが、アレンジ面を含めどの曲もかなりしっかり作り込んでありますね。ハードロックからパンク、そしてポップでメロディアスな曲まで本当に器用にこなすバンドですよ。
メンバーはボーカルのGO、ギターのMAY、ベース茶々丸、ドラムがYUKARI(男です)という個性豊かな四人組。同じバンドメンバーとは思えないほど、それぞれにバラバラの個性を持っていますね。特にボーカルのGOはビジュアル系の枠には入っていません、はっきり言ってパンクですよ。男を感じさせてくれます!
オレが思うにスリー・アイズ・ジャックというバンドは、ビジュアル系ブームに乗らなかったらもっと上に行けたのではないかな? 正当派ロックバンドとしても十分やっていける実力を持っていますよ。ボーカルのキャラを全面に押し出して「硬派」路線で行った方が正解だったような気がします・・・。
まあ解散後はみなさん硬派路線をそれぞれ突っ走ったようで、ギターのMAYなんか新バンドでモヒカンになりましたからね〜(笑) ボーカルGOは元トレイシーのドラムと共に新バンドでパンク路線まっしぐら! その後「BEAST」を結成しメジャーデビュー!! ベース茶々丸は「OBLIVION
DUST」を結成し(現在解散)、増田力司というなんとも男らしい"
本名
"でやり始めました。後にMAYも吉田勝という本名で「OBLIVION
DUST」に合流しています。
スリー・アイズ・ジャックは90年代半ばの解散まで、インディーズでは常にトップクラスの人気を集め続けましたね。今でもファンの人は多いと思います。そしてその人気の秘密はこのビデオに隠されているでしょう!
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