◆「ボスッ! 第12号
〜FEBRUARY.1989」解説 〜
〜INDEX〜
ビデオパッケージ裏面の解説より
【P.U.M.P - PICK UP! MARKED PERSONS】
●VOSでおなじみ、大槻ケンジの筋肉少女帯、待望の登場です。メジャー・デビュー・アルバム「仏陀L」に続く第2弾「シスター・ストロベリー」が12月21日にリリースされた彼ら。バリバリのプログレ・メタルのバックに大槻師範の狂気のボーカルが乱舞します。バカか正気か、20世紀末に登場したカリスマ・ロッカーを見よ!
【STREET FOCUS】
●独特なポップセンスが巷で噂のコレクターズ。87年11月「僕はコレクター」でテイチクよりデビュー後、88年6月2nd
アルバム「虹色サーカス団」を発表し、そのセンスに磨きがかかってきた。今年は、一気に爆発しそうだぞ。
●黒っぽさを持ったR & R
バンド、スーパーバッド。88年春ムーンよりデビューして以来、ライブのカッコよさを追求しつづけてきた彼ら。スピードとキレにプラス、うまみを増しつつある彼らに今年は期待だ。
●TV,
ラジオ、ステージと吠えまくる巨人、泉谷しげる。スーパーバンド、ザ・ルーザーを率いて、12月にアルバム「セルフ・カバーズ」(ビクター)をリリース。ますます円熟の彼。VOSでの初
"吠え"。
【GIG FRONT】
●夏のワンダーランド・ロックフェスでもおさわがせのニューロティカ。去年の年末にも、ひと騒ぎおこしてくれた。新宿ロフト3DAYS、題して「1,000人斬り」。で、本当に1,000人以上の人が狭いフロアーにあふれた。これぞ熱狂のステージ。
●オシャレでロックな岡野玲子のコミック「ファンシイ・ダンス」。なんと、あの手塚真がプロデュースして、レコードになった。参加者がすごい、中沢新一、鴻上尚史からはじまって、ケラ、エスパー清田までジャンル無情の強力布陣。フォノジェニックス+中沢新一のセットを紹介。
●パルコ・ライブアワード '88 入賞バンド 5's TOO MUCH, THE
LOVED ONE, HATEN-KO,
BLWALTSによる受賞ツアー最終日、渋谷クアトロのステージから。みんな、ライブ・ハウスの現役たちだ。'87年にはスーパーバッドを生んだこのコンテスト、今年も注目だぞ。
【RETURN THE P-ROCK】
はれて前号で終結宣言をしたポコチン界のGOD、アンジーの三戸くんではありませんか。何やら都内某所で彼らが
"おまつり"
を行うという話しも風の噂で聞こえてきます。彼の話にしばらく目と耳を傾けてみてくださいよ。
【連載ビデオ道場】
「今月のラインナップ」が終わってしまって悲しそうな加藤賢崇クン。さて、新たな彼の連載に先がけて、実は彼は役者であり、ミュージシャンであるというのだ。ということで、今回は彼のバンド、東京タワーズのライブを見てもらいます。これもまた奇人の集まりです。
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