◆「ボスッ! 第5号 〜JULY.
1988」解説 〜
〜INDEX〜
ビデオパッケージ裏面の解説より
【P.U.M.P.・・・PICK UP! MARKED PERSONS 】
●東京ストリートファンク
ダンス・ミュージック。音楽の楽しさを一番ストレートに表現するもの。今、東京はユニークなスタンスをとり、多様なビートを昇華させたバンドたちがクローズ・アップさせてきている。名づけて「東京ストリートファンク」。ハートフルな温かさに溢れたミュートビート。オリジナル・イエロー・ファンクのJAGATARA。多様なビートをのみこんだトマトス。本場レゲエを学んだナオキ。スカからパンクまでカバーするレピッシュ。ロックンロールを基調に多様なニュアンスを持つボ・ガンボスを一挙紹介。
【STREET FOCUS】
●アコースティック・ギター1本を抱え日本のロックシーンに登場してきたのがシオンだった。「ストリートを歌うロッカー、シオン」のリアリティーあふれる歌としわがれ声は大きな説得力を持ち多くの支持を得ている。86年テイチクよりのデビューを経て、新作「SIREN」に至るまで、音楽的アプローチの変化はあるものの彼のリアリティーを改めて認識してもらうミニ特集。
【GIG FRONT】
●自らR.B.F.レコードを主宰する西村率いるラウドマシーン。彼らのしっかりとしたスタンスと活動は日本のストリートロックを代表する1つであると言っても過言ではない。初期パンクに根ざした硬質なビート感に加え、最近ではフトコロの深さも見せはじめ、その活動も新たな盛り上がりを見せている。
●ビート新時代の代表格がザ・ベラズ。ラウドなギターサウンドと日常の中からのメッセージ性、メロディ重視のアプローチが新鮮な注目バンドだ。ビート・パンクオムニバス「ストレート・アヘッド」「東京メトロポリタン倶楽部」(NECアベニュー)
にも参加。
【LIVE SPOT】
●新宿駅下車徒歩15分。東京のライブ・ハウスの穴場といえるのが、「JAM
STUDIO」。モッズ族の定例ギグ「マーチ・オブ・モッズ」や、デビュー前のバクチクが演っていたことでも有名なこのLIVE
SPOT。若手の登龍門的スタンスを持ったSPOTとして、最新の耳よりな話をうかがいます。
【連載開始】
今夏、某レコード会社からデビュー予定のラインナップ。知名度はゼロに近い。彼らの成長を半分野次馬的、半分応援的にVOS
は独占中継していこうというのがこの企画。題して「今月のラインナップ」、しばらく続きます。
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