◆「ボスッ! 第14号
〜APRIL.1989」解説 〜
〜INDEX〜
ビデオパッケージ裏面の解説より
【P.U.M.P.】
●新年号の発足と共にスパートしたケンド &
ザ・トリップス。1月にシングル「ブラボー・ジョニーは今夜もハッピー」、2月にアルバム「カンガルー」発表と快調。
ステージも、一時期の迷いをふっ切るようにストレートに押しまくっている彼ら。今年の活躍の期待をこめて、「ブラボー・ジョニー〜」のプロモ・ビデオを紹介。
【ストリート・ロック大特集】
●東京のライブ・ハウス・シーンを席巻中のバンドにスポットをあてた企画だ。まずウェルズ。新宿ロフト・ワンマン2DAYS売り切れと、動員力でピカ一の存在の彼らの魅力は、共感を誘う詩とポップながらワイルドな曲およびステージング。プリティッシュ・ビートの洗礼を受けた彼らの待望の初アルバムも3月21日キャプテンよりリリースが決まり、今年の注目株の筆頭だ。
●そして、ストラマーズ。バンド名のとおり、初期パンクの影響を色濃く受けた彼らのステージは、タテノリの嵐となり、客とのかけ合いも迫力のもの、スケールの大きな潔さが注目のまと。12インチ「ハード・レイン・ボム」EP「レベル・ロック」がたてつづけにインディー・チャートを駆けのぼっている。
●そしてピーズ。ポコチンのあとを狙う "バカ"
ロック組の最右翼。ノリノリのロックンロール・サウンドに、軽いが、なぜか新鮮な言葉をのせ、同世代の共感をガッチリつかまえている。ボーカルのハルのキャラクターも含め、新しい時代の予感を強く感じさせるバンドとして、要注目。
●全体的に沈滞ムードのあるメタル・ハード方面の新星がジキル。平均年齢が19才。とにかく速いスピード・ロックが個性。ステージの派手さも話題のマト。
●そして、メタルの本道を追求する女的(ガールティック)。本格的なボーカルと相まって、客を引きつけるステージングは見事だ。
【食いしん坊バンザイ】
●今回の「食いしん坊バンザイ」は、強力だ。「ポコチン・ロック・フェス」で"世の中は甘い"
と豪語したアンジーの水戸華之介とのバトル・ロイヤル
1本勝負。握り寿司作り逆グルメ対決である。真の板前に近づくのはどちらか?
それより誰が食べるのでしょう? うまいのかなあ?
不安必至。ボヨヨ〜ン。
【このバンドを探せ】
●先月から始まったこのコーナー。気にいってくれたかな?
「へたくそ」は実に過激でありました。さて、第2回目の今月は、どんな秘密指令が出されるのでしょうか。
今回は、加藤賢崇が本業としている京浜兄弟社ゆかりの快人が登場。身内だけに、パワーはすごいぞ。
【泣いてたまるか激情】
●熱血刑事アクション番組「太陽にほえたろかい」第2回。遂に事件はおこるのか?
はたして事件は解決できるのか? ラブシーンはあるのだろうか?
ニューロティカは本気に取り組むのだろうか?
バンド活動はちゃんとやってくれるのだろうか?
幾多の疑問符の嵐をかきわけ、横ワケ刑事たちの活躍に注目して下さい。
|