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TV-YMO / YMO


■ビデオ収録曲
1.TECHNOPOLIS
2.RYDEEN 〜1980/6/2 on air〜「夜のヒットスタジオ」より
3.TIGHTN' UP
4.RIOT IN LAGOS
5.SOLID STATE SURVIVOR
6.RYDEEN 〜1980/11/8 on air〜「YMOスペシャル」より
7.TRIO THE TECHNO 〜1982/4/15 on air〜「'82スペシャル THE MANZAI」より
8.CUE 〜1982/4/15 on air〜「ミュージックフェアー」より
9.KEY 〜1983/1/1 on air〜「正月特番ひょうきんスペシャル」より
10.過激な女
11.WILD AMBITIONS 〜1983/7/25 on air〜「夜のヒットスタジオ」より
12.以心電信 〜1983/9/26 on air〜「夜のヒットスタジオ」より


■発売元・アルファレコード
■1993年発売
■収録時間56分
■定価5,500円
■種別・テレビ出演映像集

◆「TV-YMO / YMO」解説 〜

 いやはや、こんなビデオも出てたなんて・・・(苦笑) このビデオ「TV-YMO」はその名の通り、YMOがテレビ出演した映像を集めた超貴重作品ですね。当時大人気を誇ったお笑い番組「オレたちひょうきん族」に出演しているメンバー3人のコントも見られるんですからね。教授、ブッ飛んでますよ〜(笑) このビデオの見所はもう、お笑いグループ「YMO」を拝見できることに限るでしょう!(笑) オレと同年代の方は凄く懐かしさを感じると思いますよ。懐かしの「夜ヒット」の雰囲気も味わえますしね。
 と言うわけでこの作品に関しては、ビデオにインクルードされたインナーから詳細をお届けすることにしましょうか!

***

 ここ1〜2年、YMO関係のアイテムが異常とも言える程リリースされた。リミックス類の各種を始め、ベスト物、ポップス物、アナログ復刻、初CD化作品、貴重映像物をリリースしたアルファレコード。再生YMOのアルバム「テクノドン」を中心とした作品群を発表した東芝EMI。とにかく多くのYMO関係のアイテムが発表された。その中でもこの「TV-YMO」は、やっとと言うか、いよいよと言うか、ここまで出るんだ的な作品なのである。
 「TV-YMO」って位だから、"YMOがテレビ出演したものを集めたのね" とお思いのアナタ、素晴らしい、大当たりです(当たり前か・・・)。されも今回はフジテレビで制作されたもので構成された映像です。つまり、音楽だけでなく、お笑いの部分も収録した貴重なテープなのだ。しかし、コアなYMOのファンの方々から "他のTV曲の映像はどうした?" とか、"ドレミファ・ドン ! や、ひょうきん族スペシャルが収録されていないゾ" という声が聞こえてきそうなのであらかじめ御注意申し上げます。いわゆる "諸般の事情" ってヤツで今回は収録出来なかったのです、ゴメンナサイ。ですが、この頃のテレビ映像ってやはり貴重でして、当時でもビデオに録画出来なかった人や、最近YMOのファンになった方には非常に興味深い映像だと思います。
 なにせYMOのTV出演というのは非常に少なく、(詳しく知りたい方は、徳間書店から発売された「period」と言うYMO本を御覧下さい) 従ってここに集められた映像は、YMOがTV出演した数少ないものを厳選したものであり、非常に貴重なものである。
 1曲目と2曲目に収録された「テクノポリス」と「ライディーン」は、1980年6月2日にオン・エアーされた「夜のヒットスタジオ」からで、これはYMOとしてのTV初出演となった映像。もちろん、それまでにもTVで彼らのライブが放送されたこともあったが、TV出演のために演奏されたのは、これが初めてであり、ファンにはたまらない映像と言える。この日の演奏では、全国ツアー「テクノポリス2000-20」のメンバーだった大村憲司(ギター)、橋木一子(キーボード)、松武秀樹(コンピューター・プログラマー) の3人がサポートしての演奏で、アレンジも「テクノポリス2000-20」で行われた演奏のものである。次に収録された5曲は、同年11月8日にオン・エアーされた「YMOスペシャル」からの映像。これはA & M 内にあるチャップリン・メモリアル・スタジオから宇宙中継されたもので、「タイトゥン・アップ」を除いて全てがライブ演奏によるもの。この時の宇宙中継では、回線のトラブルのため、「タイトゥン・アップ」から「ライディーン」までの4曲の音が非常に悪かったのだが、本作に収録された音源は、現場で録音していたオープン・リール(音はモノラル) からのものであり、クリアーな音で聴けるのは今回が始めて。ちなみにこの公演の音源は、11月に発売されたCD「YMO LIVE AT BUDOKAN 1980」(アルファ) にボーナス・トラックとして収録された「テクノポリス」と、10月に発売されYMOの本「period」(徳間書店) のボーナスCDに収録された「東風」がある。
 81年にYMOとして出演したTV番組は無いので、次に収録されたのは82年の3月30日にオン・エアーされた「ザ・マンザイ・カーニバル」からの映像。YMOがモノマネを披露した "トリオ・ザ・テクノ" が収録されている。音楽では、ユーモアの中にカッコイイ部分を見せていたYMOが、お笑い番組に出演し、しかもモノマネをやるという、YMO史に残る一つである。ちなみにこの頃のYMOはTV出演に積極的で、『オレ達ひょうきん族」(3月27日) 「11PM」(放送日不明) に細野、高橋。坂本が忌野清志郎と共に「いけないルージュマジック」で数多くのTV出演をこなしている。この時期に出たTV出演で、唯一の生演奏だったのが82年4月15日にオン・エアーされた「ミュージック・フェアー82」での「CUE」。ここでは "音楽のタイム・マシン" と題された特集で、ジミー原田とオールド・ボーイズ、中本マリと共演した。番組内では、「CUE」のほかに「体操」のプロモーション・ビデオを流している。又、エピソードで面白いのは、同番組のプロディーサーが1年がかりでYMO出演にこぎつけたのに対し、ひょうきんディレクターの佐藤プロディーサーは、2つ返事で「ザ・マンザイ」の出演OKをもらったという話だ。
 続いての登場は、83年の元旦に放送された「ひょうきんスペシャル」での「手掛り」。そしてYMO主演の時代劇コント「三匹の用心棒」のさわりの部分を収録してある。前回の "トリオ・ザ・テクノ" や「三匹の用心棒」は、YMOファンを混乱させるのに十分な内容であるが、YMOそのものがユーモアを常に強調している点を見ると納得できる。今回の再生にしても「とんねるずのみなさんのおかげです」に出演するなど、YMOは笑うことに積極的なのであり、ファンとしても "おちゃめ" なYMOに期待しているのだ。
 ラスト3曲は83年に出演した「夜のヒットスタジオ」からの映像。「君に、胸キュン。」がベストテン番組に出演していた時期のものだが、フジテレビでは「クイズ! ドレミファドン」以外で「君に、胸キュン。」が披露さけていないため、今回は収録されなかったのが残念だ。しかし「過激な淑女」と「以心電信」がTVで披露されたのは「夜ヒット」だけであり、レアな映像と言えるだろう。ここで見れる「過激な淑女」のフリ付けは、後に散開ライブで見ることができるものの、TV用に構成されたフリ付けはこの映像のみ。また、「以心電信」では、YMOとしてTVで生演奏された最後のもの(今のところ) なので、これも非常に貴重な映像と言えよう。
 本来ならば、TV出演した映像を世に出すべきものではない。それはTVが持つ同時性を欠くからで、リアル・タイムという時代の持つ空気まで再現することが不可能だからだ。しかし、YMOがこれだけ大きな存在になり、YMOを求める人が多い以上、こうした作品は "記録" として残されるべきであり、ビートルズやローリング・ストーンズのように、ある種のスタンダードとしてYMOが見られている以上、オーディエンスは常にYMOの姿を求めるのだ。ここに収められた映像は、YMOが歩んできた歴史をいつわることなく記録したものであり、ふくれあがったYMOファンに愛されていく作品であると言えよう。[佐藤公稔]

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では懐かしのYMO秘蔵VTRを存分にお楽しみくださいね! 気持ちはもう古き良き時代80年代だ!

TV-YMO / YMO

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