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TOKYO 25/6/89 〜宮原学 OVER DRIVE '89 / 宮原学


■ビデオ収録曲
1.WITHOUT YOU
2.ONE NIGHT GAME
3.WON'T YOU SMILE
4.JUST LIKE RAIN
5.LOOKIN' FOR LOVE
6.LUCIA
7.GET READY
8.SHE SAID
9.FLASHING BACK TO MY MEMORIES
10.THE FIGHT
11.NEVER LET YOU GO


■発売元・CBS/ SONY RECORDS
■1989年発売
■収録時間59分
■定価4,326円
■種別・ライブ

◆「TOKYO 25/6/89 〜宮原学 OVER DRIVE '89 / 宮原学」解説 〜

 このビデオ「TOKYO 25/6/89 〜宮原学 OVER DRIVE '89」は、1989年6月25日中野サンプラザホールで行われた宮原学の熱い熱い熱唱熱演熱狂ライブを収めたものですね。宮原の存在感溢れる説得力のあるボーカルは、見る者聴く者全てを圧倒していますよ、マジで。また宮原学というのはボーカリストとしてだけではなくギタリストとしてもかなり高く評価されているんですよ。まさに両刀使い!! べつにバイセクシャルではないですよ(笑) とにかく歌、ギター共々スッゲーものを宮原は持っています、ああ、なぜ神は彼に二つの武器を与えたまわれたのか・・・と、言いたくなりますよね(笑) 1997年
には安室奈美恵のツアーでギタリストとして参加していたり、1998年には相川七瀬の"LIVE EMOTION'98 TOUR"にももちろんギターで参加したりと、パワーギタリストとしての才能をこれでもかと発揮しています。マッチのバックでもやってましたね。

 宮原学は1967年2月28日生まれの富山県出身、1986年にCBSソニーからデビューしました。当時結構売り出されていて、短期間で日本ミュージックシーンを急浮上しましたね。ま、それだけの実力を彼は持っていますよ。歌唱力・作曲力・演奏力全てを兼ね備えていましたから。ではここでこのビデオに収録された1989年6月25日のライブまでの宮原学全アルバム・ディスコグラフィーをお届けいたしましょう!!

宮原学アルバム・ディスコグラフィー1986-1989
THE-FIGHT / 宮原学 (1986年発売)
READY STEADY GO / 宮原学 (1986年発売)
RUSH / 宮原学 (1987年発売)
SCRAMBLE / 宮原学 (1988年発売)
FLASH BACK / 宮原学 (1989年発売)

 その後1990年には元レベッカの小田原豊(dr)、高橋教之(B)、是永巧一(G)、柴田俊文(Key)、そして宮原 学(VO&Gt)というラインナップで「BABY'S BREATH」というばんどを結成して活躍しましたね。

 では紹介が終わったところでお次は、ビデオにインクルードされたインナーからこのライブについての詳細をお届けいたしましょう!

***

「TOKYO 25/6/89 〜宮原学 OVER DRIVE '89」
「どうだった?」宮原は、そう訊いてきた。ここに収められている中野サンプラザでのライブ終了直後、楽屋での乾杯の後だった。彼の様子は、このライブを誰がどう見たかを心配するものでなく、「どうだった? よかったでしょ」の確認のようだった。ここにはそれほど彼自身が納得できたライブが収められている。
 それは「Without you」から始まる。そこに連なる音楽のメインテーマは "Medium & Heavy" だ。これが今の宮原のオリジナリティと言っていい。ビートバンド、タテノリ、無邪気さ装う言葉が主流のシーンにあって、宮原はカウンターカルチャーの如く自らのロックを求め、作り、歌う。その姿がここにある。ミディアム・テンポ、ヘビー・サウンドの中からうねり、グループを生み出している。
 彼の入魂のライブパフォーマンスに迫力を感じない人はいないだろう。かみつくようなシャウト、愛撫のようなビブラート、激情のギター・ソロ・・・すべてが迫力に満ちている。しかし、その裏には自分をロック・アーティストとして純化していく孤高を感じずにはいられない。純粋であるがゆえの孤高だ。スタイルだけをパクッて、ロックだ! バンドだ! と言う輩が1億年かけても発散できはしない孤高だ。そして、常にソロ・アーティストとして自我をメッセージしなければならない孤高である。その孤高の隣には伝承がある。宮原の後ろには元シュガーベイブのドラマー、野口明彦がいる。横には、海千山千のギタリスト、田中ヤッチがいる。レコーディングでは元テンソウの横内健亨と組んだこともあった。レベッカの小田原豊や、渡辺美里 & ラバーソウルの佐橋佳幸とのセッションも記憶に新しい。'70年代のロック・ヒーロー、先輩ミュージシャンとの交わりの中で、彼は確実にロックを伝承している。つまり、宮原学は孤高という点であると同時に、日本のロックを継ぐ線の中にもいるのだ。そんな彼をヒシヒシと感じるライブでもある。
 この孤高と伝承の二面性に加え、ボーカリストとギタリストの二面性にも注目してもらいたい。筋金入りのシャウトから唸るギター・ソロになだれ込む。まるで女をベッドに押し倒すような強引さがある。喉の奥で声が結晶体のように固まるボーカルに似合うのは、叩きつけるようなストロークだ。あるときは女を抱きしめるようにアーミングを決める。そこには宮原学というギタリストを相棒にする宮原学というボーカリストの姿がある。
 宮原は「ライブよりレコーディングのほうが好き」と公言する。ライブ中心のシーンにあっては珍しい存在だ。事実、このライブが1年振りの東京でのライブである。事実、彼はアルバム『FLASH BACK』ではミキサーの役まで担当した。その宮原が「でも、やっぱりライブっていいね」と思った夜の記録がここにある。彼の言葉を借りるなら「フリーに、ラフに楽しんでもらいたい」ライブだ。
 まるで完投完封勝利を収めた投手のような宮原が言った。「どうだった?」長い髪は汗で濡れていた。彼が右手に持った缶ビールをグイとやり終わったとき、ボクは答えた。「最高。」「うん。じゃあ、よかった。」確信や手応えはあったにしても、それでも少し安心したように彼は笑ってみせた。そのライブがここにある。もう一度、最高の夜を楽しんでみることにしよう。

***

 それでは、押し迫るような熱く渋くエネルギッシュなボーカルとギターを奏でる宮原学を、じっくりゆっくり気の済むまで御堪能くださいませ。そう、これぞ真のロックボーカリストだ!!


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