◆「WAY UP BUT WE GO /
コンフュージョン」解説 〜
揺れるぜ、ユレるぜ、ゆれるぜ〜、体がまるで軟体動物にでもなったかのように自然と揺れるのだ〜!! このスーパーテクノユニット「コンフュージョン」のグルービーでポップなサウンドが、この自身のボデーをユレユレにしてしまうのだ!! マグニチュード1000、震源地はもちろんこのコンヒュージョンを聴いているソコだ〜!!
・・・はい、落ち着きましょう(笑) さて、この「WAY UP BUT
WE
GO」はコンフュージョンの活動時期、唯一発表されたビデオ作品なのですね。まるでVJがテクノ・ミュージックにあわせて操作しているかのようにカラフルでトリップ感抜群の映像作品となっています。
さてこのユニット・コンフュージョンとは1995年に元電気グルーブ→元キュートメンのCMJKと、元M-AGEのYuji
Kajiwaraとで結成されたポップでメロディアスなデジタルテクノサウンド系ユニットなのです。もちろんジュリアナ系ではなく、大御所ソフト・バレイ系ですよ! 聴いた感じソフバのポップな曲とかなり似ています。
コンフュージョンのメンバー二人の経歴も凄かったですから、結成当時はかなり話題を呼びました。天下の電気グルーブと日本デジタルロック界の先駆者M-AGEの二人が結成したユニットですからね〜。テクノ・マニアにはたまらないほどの衝撃だったでしょう。ちなみに電気グルーブは正当派テクノ系(コミックっぽいが)で、M-AGEはジーザス・ジョーンズのようなポップなデジタル・ロック系でした。
そしてこのコンフュージョンですが、洋楽で言えばニュー・オーダーに近いかな。かなりマニアックなきめ細かい音作りをしていますよ。撫でるように歌うボーカルも浮遊感たっぷりで、聴けば気持ち良くなれますね。残念なことに解散してしまいましたが、ここでコンフュージョンの発表作品を紹介しますので、中古屋で見つけたら聴いてみてくださいね!
アルバム・ディスコグラフィー
Confusion(コンフュージョン)
★Way
To Go / Confusion(コンフュージョン) 1995/9/21リリース
★Diffusion
/ Confusion(コンフュージョン) 1995/7/21リリース
★Runner's
High / Confusion(コンフュージョン) 1996/7/21リリース
Cutemen(キュートメン)(ついでにキュートメンのアルバムも紹介しておきますね)
★Age
Of "E" / Cutemen(キュートメン) 1992リリース
★
Check Manifest / Cutemen(キュートメン) 1992リリース
★
Covers & Mellow Tunes / Cutemen(キュートメン)
1992リリース
★
Futurity / Cutemen(キュートメン)1993リリース
はい、どれも日本テクノ界では名作となっていますね。ちなみにCMJKは1999年に「ALEX,
inc」で再始動していますよ。ではではこのコンフュージョンが唯一残したビデオで気が済むまでトリップしてください! 宇宙空間を浮遊しているような錯覚を覚えるかも!?
|