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三年殺し / 筋肉少女帯


■ビデオ収録曲
1.OPENING
2.イワンのばか(LIVE VERSION)
3.釈迦
4.キノコパワー
5.夜歩くプラネタリウム人間(LIVE VERSION)
6.日本印度化計画
7.元祖 高木ブー伝説
8.サボテンとバントライン
9.僕の宗教へようこそ
10.踊るダメ人間
11.これでいいのだ(LIVE VERSION)


■発売元・トイズ・ファクトリー
■1991年発売
■収録時間59分
■定価4,300円
■種別・ビデオクリップ

◆「三年殺し / 筋肉少女帯」解説 〜
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 「三年殺し」というビデオタイトル自体に、大槻ケンジ率いるカルトバンド「筋肉少女帯」の並々ならぬ個性が感じられますね(笑) ビデオパッケージ表紙には、新日本プロレスで活躍していた空手家「青柳誠二」がドーンと載ってます。もちろん空手着です(笑) そして曲ごとに青柳が瓦割ったり板割ったりしているという・・・この何とも言えないバカバカしさはなんなんだ(笑) 瓦などをパカーンと割ってから、いきなり曲が始まりますからね〜。筋肉少女帯の曲とも相まってこの映像作品には、トータル的に得たいの知れないパワーをもの凄く感ずることが出来ます。
 曲自体の映像も凄いですよ〜。ビデオクリップ中心ですから、筋肉少女帯のあの「わけの分からない世界観」が存分に表現されています。大槻、はっきり言って危ないです(笑) まあこれが筋肉少女帯の「売り」でしたからね〜。
 「釈迦」「キノコパワー」という初期の迷曲・・・いや違った、 初期の名曲ですね(笑) そしてそれに「日本印度化計画」「元祖高木ブー伝説」まで筋肉少女帯の独特の世界を思う存分味わうことができる、おいし過ぎるビデオクリップ集となっていますね、ホント。ピアノで参加していたオリジナルメンバーの三柴江戸蔵も出てるので、筋肉少女帯インディーズ時代からのファンもきっと満足できるでしょう。

 ではここで、筋肉少女帯のこのビデオ「三年殺し」が発売された1991年までの動きを振り返ってみましょう!! ちょうどバンドブーム全盛の時で、筋肉少女帯の人気が爆発していた頃ですね。メジャーデビューから91年までの、全てのアルバムとシングルを列挙します。

アルバム
1988年6月21日「仏陀L」発売
1988年12月21日「SISTER STRAWBERRY」発売
1989年7月5日「猫のテブクロ」発売
1990年2月5日「サーカス団パノラマ島へ帰る」発売
1990年11月21日「月光蟲」発売
1991年7月21日「断罪!断罪!また断罪!!」発売
1992年3月21日ベストアルバム「筋少の大車輪」発売

シングル
1989年12月5日「元祖高木ブー伝説」発売
1990年9月5日「サボテンとバントライン」発売
1991年7月5日「踊るダメ人間」発売
1992年2月21日「氷の世界」発売
1992年6月21日「バトル野郎〜百万人の兄貴〜」発売

 ここまでがちょうど筋肉少女帯「三年殺し」発売までの軌跡です。1992年3月21日にはベストアルバム「筋少の大車輪」が発売されたということもあり、このビデオは映像版ベストと読んでも差し支えないでしょう! アルバム「猫のテブクロ」「サーカス団パノラマ島へ帰る」「月光蟲」は三部作だったと記憶していますね。
 筋肉少女帯は途中、インディーズ時代からのメンバーであった鍵盤担当のバカテク・三柴江戸蔵の脱退があり、その後メタルバンド「AROUGE」のギタリストであった橘高、そして本城という二人のテクニシャン・ギタリストを加入させ、バンドはよりパワーアップしたギターサウンドに変貌しましたね。とは言っても三柴在籍時も、あのジェットフィンガー横関敦や元レベッカ・友森もサポートとしてバンドに参加していたので、テクニック的なものは極上級でしたけどね。ただ橘高、本城は正式メンバーとしての加入でしたからね〜、やっぱり筋肉少女帯のバンドサウンドはパワーアップしましたよ。
 筋肉少女帯というのは大槻ケンジのトンデモ・キャラが全面に出て人気を博していましたが、実は実はヒジョーに上手いバンドだったのですぞ!! 音楽のジャンル的にはプログレですね。まぁ大槻があそこまでバカやっててバンドのサウンドがショボかったら、それこそただの「コミックバンド」ですからね〜(笑) だったらあそこまで人気が出て、評価もされなかったでしょうね。

 筋肉少女帯はその後数々の作品を発表しましたが、1998年発表のアルバム「最後の聖戦」を最後に一年ほど活動休止。その後復帰に向けて動き出しましたが、残念ながらギターの橘高文彦が1999年5月28日をもって筋肉少女帯を脱退し、大槻ケンヂも本人の意思により1999年6月11日をもって筋肉少女帯を脱退してしまい事実上の解散をしてしまいました。(でもバンド自体はまだ残ってるらしいよ、でも大槻がいない筋少というのもね〜) どうやら解散理由は、大槻ケンジとギター橘高のケンカによるものらしいですね。

 その後大槻は筋肉少女帯のベース・内田雄一郎と共に新バンド「特撮」を結成、メンバーにはなんとなんと初期のメンバー三柴が入っています!! そして橘高文彦は元ラウドネスのボーカル・二井原実とみに新バンド「XYZ」を結成し活躍中です。「XYZ」マジ凄いよ! ベースとドラムの人は某有名バンドの人です(笑)

 筋肉少女帯・・・今から考えるとこのバンドは、日本ロックシーンでまったく異質なパワーを放っていた貴重過ぎるバンドでしたね。類似バンドなんて今後絶対現れることがないでしょう。その独特のオーラは絶対似せる事なんてできませんから! そんな筋少ワールドがこのビデオの中に、まるでタイムカプセルのように詰め込まれているんですよ。大槻ケンジの文学的歌詞も一見の価値あり!!


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