◆「LIVE 1989.7.2 日比谷野音 /
カステラ」解説 〜
出ましたカステラお宝貴重品ライブビデオ!! このビデオ「LIVE
1989.7.2
日比谷野音」はその名の通り、1989年7月2日に行われた日比谷野外音楽堂カステラ炸裂ライブが収録されています。カステラといえば長崎堂・・・いや違った(笑)「ビデオ買って〜、ビデオ買って〜♪」で超有名になりましたね。その母性本能溢れるボーカル・トモのキャラでキャワイ〜と大人気を呼びました。男である自分には分からないんですけど、女性から見るとやはり「来る」ものがあるんでょうね。
メンバーは大木 知之(vo.)、長谷川 裕(g.)、福地
伸幸(b.)、福田健治(dr.)の早稲田大学出身の4人で、後にドラム福田が大学院での勉学に励むために脱退しました。まぁこれももの凄い理由ですよね(笑) 以後新加入本間友浩がドラムをつとめていました。ちなみにボーカルのトモは、同時期バカロックとして大人気を呼んでいた「ザ・ピーズ」のボーカル&ベース・ハルと双子の兄弟なんです。はっきり言って見分けが付きません(笑)
ではここでカステラ全ディスコグラフィーをご紹介いたしましょう。1986年早稲田の音楽サークル仲間で結成し、1989年のメジャーデビューから1993年の解散までに超個性的な5枚のアルバムを出しましたね。
「カステラ」アルバムデスコグラフィー
★世界
の娯楽 / カステラ 1989.9.1
リリース 1st
オリコン初登場3位!!
★鳥
/ カステラ 1990.3.1 リリース 2nd album 3rd
★100
時間連続 / カステラ 1991.4.25 リリース
★よくまわる
地球 / カステラ 1992.1.22 リリース 4th
★新
世界 / カステラ 1993.3.21 リリース 5th
どれもユニークなアルバムでしたよね。特にトモの歌詞は一種独特の世界観を持っていました。その歌詞をトモの浮遊感たっぷりのボーカルで歌うのですから、聴けばもう一発でイッちゃいます(笑) ボ・ガンボスのどんとに似てるかな? サウンドは違うけどね。まぁカステラの音楽性を言うと何になるのか?・・・これがちょっと当てはまるものがないので非常に難しいです。ビートロックと言えばビートロックですけど、サウンドもまた歌詞と同様独特の世界観を持ってますよ! 超個性的だっただけあって解散が惜しまれます。
で、カステラ解散後の各メンバーはというと、ボーカルのトモは「TOMOVSKY」としてソロデビューしましたね。あの世界観は今でも変わっていませんよ! カステラ解散後の休業期間中は、自宅アパートで自ら録音した自主カセット(デモテープ)を発売し、シコシコ頑張っていましたよ! その甲斐あって再びメジャーでCDを出せたので良かったですね。
ベースの福地は「エレファントラブ」を結成し大活躍、ギター長谷川は「サイクロプス」でバリバリです。
ではカステラの日比谷野音爆裂ライブをどうぞこの機会に御体験くださいませ。しかも当時まだインディーズですからね。凄いよ、この人気!! トモのキャワイさは女性ファンには堪らないかも!?
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